2010.08.10
【新刊のお知らせ】あべ弘士著『動物の死は、かなしい?――元動物園飼育係が伝える命のはなし』お知らせ
高校野球の甲子園大会も始まり、夏真っ盛りですね。本屋さんなどいろいろなところで「夏におすすめの本」が紹介されていますが、皆さんはこの夏休み、どんな本を読んでいらっしゃるのでしょうか。
さて、今月の「14歳の世渡り術」の新刊は、あべ弘士さん著の、
『動物の死は、かなしい?―元動物園飼育係が伝える命のはなし』です。
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定価1260円(税込) 2010年8月24日発売
犬や猫、ウサギに文鳥……ペットとして、かけがえのない存在だった動物たちの寿命は、自分たちよりたいてい短い。死んでしまったら、もちろん悲しい。だけど人が死ぬのとは違って、その悲しみは、親や友だちとも十分に分かり合えない気がする。動物園でたくさんの動物たちの生死を見てきた人は、どんなことを思っているのだろう? 大切な存在を失ったさみしさや悲しさのなかで、それからどうやって生きていくことになるのだろう。
−−——というのが企画の始まりです。
絵本作家として活躍するあべ弘士さんは、今や全国的に人気の北海道・旭山動物園で、25年間飼育係をしていました。
「飼育係の仕事は、エサをやってウンコ掃除をするだけではない。 ぼくたちがミスをしたり、怠けるとそれが元で動物は死んでしまうことがある」
この本では、あべさんの子どものころ、飼育係時代や、その後に出会った「生と死」について書かれています。
「命の輝いていない動物の絵を描いたら、死んでしまった彼らになんと言われるだろうか」
あべさんはそう思いながら、いまも毎日、北海道・旭川の自然に包まれたアトリエで絵本を描き続けています。
ゾウの事故で先輩を亡くし、ラクダに手を齧られ、脱走するサルの生き生きとした姿に感動する......。飼育係の意外な舞台裏にも興味津々、勇ましくカッコいい動物たちの姿や、ユーモラスなカワウソ、ゴリラの高尚ともとれる振る舞い......悲しみだけを見つめるのではなく、人も動物も同じように生きて死ぬ、という事実を、とにかく豊富な体験と、独特であたたかな“あべ節”で届けてくれます。
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清々しい気持ちで読了できる、大人も夢中になれる一冊。
書店店頭には、8月24日頃に並ぶ予定です。ぜひお手にとってご覧ください!
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