既刊情報 一覧

特別授業3.11 君たちはどう生きるか

特別授業3.11 君たちはどう生きるか

3.11で何が問われ、何を学び、どう生きるのか。これからを担う10代から20代に向けて、素晴らしい先生方による全9教科の紙上特別授業。豊富な注釈、資料データ入り。

ISBN:978-4-309-61672-8
定価1,260円(税込)

国語・あさのあつこ
歴史・池澤夏樹
倫理・鷲田清一
地理・鎌田浩毅
政治・橋爪大三郎
理科・最相葉月
経済・橘木俊詔
保健・斎藤環
課外授業・田中優

ぼくらの裁判をはじめよう

ぼくらの裁判をはじめよう

「裁判なんて関係ない」って思ってない? 実は身近な裁判について、漫画や実際の事件の例を交えて分かりやすく解説。一般の人である著者が、みんなと同じ目線でその疑問に立ち向かった一冊。

ISBN:978-4-309-61671-1
定価1,260円(税込)

郷田マモラさん

郷田マモラさん

1962年三重県生まれ。フリーのイラストレーターを経て、93年に漫画家デビュー。07年「モリのアサガオ」で第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・大賞を受賞。他の作品に「きらきらひかる」「サマヨイザクラ」など。

14歳からの原発問題

14歳からの原発問題

「3・11」で原発の恐ろしさに気付いた著者が、小熊英二・鎌仲ひとみ・西尾漠・原発労働者ら6名の専門家を訪ね、原発についてイチから学ぶ。これからを生き抜くための「原発問題」入門。

ISBN:978-4-309-61670-4
定価1,260円(税込)

雨宮処凛さん

雨宮処凛さん

1975年生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以降、プレカリアート問題を中心に執筆。『右翼と左翼はどうちがう?』『小心者的幸福論』等、著書多数。

からだと心の対話術

からだと心の対話術

「完璧なストレッチより好きな人と1分背中を合わせる方が、からだはずっと柔らかくなる」。「コンドルズ」を主宰する著者が、コミュニケーションで役立つからだの使い方を教える一冊。

ISBN:978-4-309-61669-8
定価1,260円(税込)

近藤良平さん

近藤良平さん

1968年生、ダンサー、振付家、ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰。NHK『てっぱん』振付けや「サラリーマン体操」「からだであそぼ」等で活躍。2004年第4回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞を受賞。

学校では教えてくれないお金の話

学校では教えてくれないお金の話

「お金って何?」「モノの値段はどう決まる?」「お金がなくても幸せに暮らせる方法」「一番もうかる職業は」…… など知っておきたいお金のあれこれを話題の流通ジャーナリストが楽しく伝授!

ISBN:978-4-309-61668-1
定価1,260円(税込)

金子哲雄さん

金子哲雄さん

1971年4月30日千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社ジャパンエナジーに入社。独立後は独自の取材と切り口で、流通ジャーナリスト兼プライスアナリストとして、TVや雑誌などの各メディアで活躍。

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つれづれ の記事一覧

2012.04.27

小学生時代によく聞いたあの言葉について。


「家に帰るまでが遠足」、あれは誰が言い始めたのでしょうか。うちの兄は教師をやっているので、半年ぶりに電話で捕まえて「あれって、誰が言い始めたんだろうね」と問うてみたのですが、「知らない」と無愛想な返事。「逆にさ、『ここまでが遠足、あとはご自由にどうぞ』って言ってみたらどうかな?」と提案したものの、「ちょっと用事あるから」と切られてしまいました。

「友達100人できるかな」という歌がありますが、正直、納得がいきません。まず、「できるかな?」と問いかけてきているのは誰なのでしょう。その主体が明らかにされないまま、「うん、100人作るよ」と答えてしまう素直さは、これから社会に出ていく上ではとっても危険です。先生かもしれないし、親かもしれないけれど、闇ビジネスの悪人かもしれないし、「みんなが友達100人作る時間を利用して自分だけ勉強が出来るようになってやろうと企む同級生」かもしれません。

 そして、なにより、友達は100人も必要なのでしょうか。友達の定義は人それぞれだと思いますが、こういう定義はどうでしょう。「自分が○○になって、にっちもさっちもいかなくなった時に手助けしてくれる人」。○○は「お腹が痛くなって」から「借金取りに追われて」まで、様々なパターンが考えられます。いずれにせよ、自分が窮地に陥った時に手助けしてくれる、これが友達です。その時に、どれくらいの人数が必要か。100人も要らない気がするのです。むしろ、友達が100人も出来てしまうと、君が熱を出す→立て続けに見舞いにやって来る、これでは、治るものも治らないでしょう。最大5人くらいで十分ではないでしょうか。
 書き初めで、「希望の光」と書いた記憶があります。とっても漠然とした言葉ですね。何を望み、何がやって来れば、それが満たされるのかが一切分からない言葉です。「希望の光」という言葉には、「沖縄の島」とか「焼肉のタレ」とか「猿山のボス」とか、そういった具体性がありません。「希望の光」とは一体なんのことだったのでしょう。先生は僕たちに、何を感じて欲しかったのでしょう。この「14歳の世渡り術」シリーズは、そこら辺に転がっている情報に惑わされずに自分なりに物事を考えていくスキルを学ぶシリーズだと思っていますが、その為には、「家に帰るまでが遠足」「友達100人できるかな」「希望の光」……このような、「よく言われがちな言葉」の真意を考え抜いて、裏返しにしていく必要があるのではないでしょうか。(T田)

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2012.03.18

「自称・占い師」に感じたこと

 自称・占い師に心酔してマンションに閉じこもったお笑いタレントのニュースが続いていましたが、どうやら奪還されたようで、報道の嵐はひとまず過ぎ去りましたね。しかし、「自称・占い師」という言葉は気になります。だって、占い師なんて、みんな、自称じゃないかと思うからです。

 いや、占い師だから自称なのではなく、殆どの場合において、職業といいますか、働くということは、「自称」の側面を持つはずです。大人だらけの会合に出かけると、お酒を飲んで上機嫌になった人たちが「あの仕事は俺がやった」とか「まとめあげるのに大変だったけど何とかしてみせた」と「自称」しているわけですが、本当のところは、分かりません。今回のような事件があると、そんな占い師なんて信じるわけないっしょ、と思いますが、そもそも、(酒場のように)自分で自分に何かを付け加えてみるか、(占い師のように)他人に何かを付け加えてもらうか、にはそこまで大きな差があるとは思えないのです。

 さて、そのタレントのニュースが続き、ブツクサ文句を言いながらも、毎朝のように見続けていました。その後、「3・11から1年」の報道が続きました。ひとりひとりが色々なことを思い出し、考え直す数日間になりました。週が明けると、また、そのタレントの動向がテレビに戻ってきました。被災後を生きる、被災者の皆さんの切実な声を沢山聞いた後での「自称・占い師」の報道、その時、「占い師もタレントも、何だか知らないけど、勝手に生きてろよ」とつくづく思いました。「自称・占い師」にハマる、ハマらないを、毎日知らされることが、いかにどうでもいいことか、ようやく気付いたのです。

 「3・11から1年」、色々な媒体で、「この悲劇を忘れてはいけない」と見聞きしました。本当にそう思います。と同時に、その為には、どの物事に頭を働かせていくべきかを常に考えていく必要があるのだなと痛感しました。そんな、数日間になりました。                                     (T田)

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2012.02.27

おとながわすれたもの

我が家には小学1年生の娘がおりますが、言葉をめぐる彼女の感性に、プッとついふきだしてしまいそうになることが、しばしばあります。そのうち4つばかり。

ひらがなを習いたての頃、ややぶきっちょさんで鉛筆を柔らかく使えず、苦戦中のひとこと。「『あ』って、むずかしいなあ。だれか『あ』をかんたんにしてくれないかなあ」

国語のテスト。かしこいネズミがゾウの背中に飛び乗って川を渡ったというお話で、ネズミが何を使ってどうした?と問われ、「こつ(をつかって)だました」。うーん、深いかも。

おねえちゃんの算数の問題に、「ゆうたくんはクリを8コもらいました。……」というくだりがあるのを見つけ、「ゆうたくんってだれだろう? あのあたらしいマンションにひっこしてきた子かなあ?」。ははは。

こちらに近寄ってきて言うには、「パパにもんだい。せかい一高い山ってなあんだ?」「エベレスト」「ブブーッ。ざんねん。正かいは『おとうさん』」。おとう山? 喜んでいいんだよな、これ……

(編集部F)

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2012.02.21

インフルエンザ

流行っていますね。
学級閉鎖や学校閉鎖のせいか、平日の午前中から公園で遊ぶ小学生をよく目にするようになりました。閉鎖の意味がないのでは……。

私自身は一度も学級閉鎖を体験したことがなく、強いあこがれがあります。
ぎりぎりの線まではいったんです。あとひとり休めば成立、というところまでは。
教卓で先生が生徒の人数を数えて、まさに学級閉鎖を宣言しようとしたところへ、ガラリと遅刻者が入ってきたときの脱力感と言ったら!
「もう今日休めよ。空気読めよ」と言った先生。あれが初めて「空気読め」という単語を聞いた瞬間でした。
まあ、その人は毎日遅刻してくる人だったので、私達こそ浮かれていないで勘定に入れとけよ、とあとで思いはしましたが、それくらいワクワクしていたんです。

大人になるとインフルエンザはまったくいいことがありません。
予定が狂うし苦しいし、ムダに休みも取らなきゃいけないし。
恐れてしきりと手洗いうがいを敢行しているのですが、警戒していない人たちが物の見事に感染していくので、敵の力がどんどん増大して義勇軍の闘志も風前の灯です。
みなさまも無事でこの冬を乗り切れますように。

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2012.02.17

ひさしぶりとあいさつ

ご無沙汰しております。
なんと新年一回目の更新。大人になると時間が経つのが早い、とよく言う人がいますが、
それはだいたいにおいて怠惰の言い訳です。
自分のことなので身に染みてわかっています。

続けていたものを一度怠ると、どんどん再開のハードルが上がって行きます。
ひさしぶりなのだからそれなりのことを!など、余計なことを考えるのです。
ひんぱんに行っていた店にしばらくご無沙汰すると、道で店主に合うのも気まずくなるのとよく似ています。
うっかり顔を合わせようものなら「ひひひひさしぶりですねなんだかばたばたしていてええもう近々伺いますもちろん」と言いながら足はあとずさりしてしまう。
店主からすれば、来てくれなくなるより、たまにだって来てお金を落としてくれたほうがいいに決まっているのですけどね。
自意識は厄介、というお話でした。

さて、新年のご挨拶といえば、「あけましておめでとう」ですね。
私、この挨拶が下手なんです。
この挨拶に返す言葉の正解は、オウム返しに「あけましておめでとう」です。
しかし、これも自意識の問題かもしれませんが、つい、
「ありがとうございます」
と返して相手をきょとんとさせてしまうのです。
年明けたのは自分だけだとでも思っているのでしょうか。
今年はもっと大局を見られる人間になりたいものです。もう一ヶ月以上過ぎましたが。

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2011.12.06

サンタのルール。

※小さなお子さんとお読みのお父さん、お母さんはご注意ください。
いないと思うけど。

***

12月になりました。街がクリスマス色ですね。

さて、もう10年くらい前だと思うのですが、日曜日の夕方に放送している某国民的アニメ「○ザ○さん」で、サンタさんにまつわるエピソードで抗議が寄せられたという都市伝説を知っていますか。
いや本当にあった話なのですが…ご存じない方のためにざっくり説明しましょう。

タラちゃんは、ロボットが欲しいと書いた絵手紙(まだ文字が書けない設定なので)を、誰にも見せずにポストに投函しちゃいます。サザエさんとマスオさんはその手紙を見て、プレゼントを決める予定だったのに、大誤算!
聞き出そうとしても、「秘密ですぅ うふふぅ」と言って教えてくれない。サザエさんとマスオさんがあれこれ手を尽くした結果、「おもちゃの車」と判断。おもちゃを買ったマスオさんが、勝手口から家に入っておもちゃを隠し、夜を待ちます。サンタさんを待つと言ってなかなか寝ないタラちゃん(定番!)。
フネさんの子守歌でようやく寝たタラちゃんの枕元にプレゼントを置きます。翌朝タラちゃんは「ロボットを頼んだのに、どうして車ですかぁ?」と不思議顔。お友だちに話したら、お友だちは「ボクは車を頼んだのにロボットだった!」→「サンタさんが間違えちゃったんですねぇ~」と解釈して、おもちゃを交換する…というエピソードです。

ほほえましいお話ですよね…?
私、抗議内容が全く思いつかなかったのですが、世のお父さんお母さんにしたら、かなり致命的な内容だったわけです。このエピソードのNG、気付きますか?
何度も言いますけど、私はもう子ども心はないし、親でもないので親心もわからず、全く気付きませんでした。

親=サンタクロース という図式をあからさまに放送してしまっている! 子どもの夢を壊すな!という苦情が寄せられたらしいです。

それを聞いて、はじめて「ハッ!」って思いましたよ、私…。
えーーー…!そうか…。
今でもチビッ子はやっぱりサンタさんって信じてるんですか?
いったいいつまで?

私は子どもの頃、親が枕元にプレゼントを置いているのは知っているのに、親が翌朝「えーサンタさん来たの。よかったね」的になっているのが、とても気恥ずかしかった覚えがあります。

ちなみに、これはサンタ自体を信じていなかったわけではなく、サンタはいるけれど、外国(北のほうの国)の人だから、「日本には来ない」、ましてや「日本語の本とか、日本のキャラクターのおもちゃとか入手するわけがない」と信じていたのです(歪んでます?)。
外国っぽいメーカーの木のおもちゃとか、洋書の絵本とかが枕元に置いてあったら、「今年は日本まで来たのか!」と信じたと思います。

ちなみに、友だちに話を聞くと…
「両親からはイブの夜にプレゼントをもらい、朝起きると枕元にサンタさんからのプレゼントがあった」という恵まれすぎている子。
「サンタさんはウチには来ないから、そのかわり、これは父さん母さんからのプレゼントだ」とはっきり言われて、両親にプレゼントを手渡しされる子。
「弟にサンタは親だと言って、弟が泣き、親に怒られた」という漫画みたいなベーシックなエピソードを持っている子。
「10歳になったらサンタは来なくなる」とサンタ的ルールを親に言われて、その日が近付くのを恐れている子。

…などなど、各家庭のサンタ事情がありました。
みなさんのおうちはどんなサンタルールですか?

いつからサンタは来なくなるんでしょうか?
引き際って難しそうですけど…。

(編集部AH)

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2011.11.09

秋の京都と紅葉と。

先日、京都に行ってきました。
秋の京都といえば紅葉が有名です。
街をぐるりと囲んだ山々が赤く色づいた様子は
それはそれはきれいなものです。

ところでみなさん、紅葉のしくみって知っていますか?
紅葉とは、もみじなどの緑色だった葉が黄色や赤に色づくもの。
それは、秋から冬にかけて見られます。
この時期、気温が低くなってくると葉っぱの力が弱まってきて、
葉を緑色に見せている色素が老化、分解されてきます。
イチョウなどが黄色くなるのは、その緑色の色素に隠れていた
黄色の色素が目立つようになるためなのだそうです。
一方、もみじなどが赤くなるのはこれとは少し違います。
やはり気温が低下すると、木は葉っぱを落とそうとしはじめます。
すると、葉っぱと枝の間に離層というものができて
水や養分などの行き来ができなくなるのです。
光合成でつくられた糖も、枝や茎に行くことができなくなり
葉っぱにとどまることになってしまいます。
この糖から赤い色素ができて、葉っぱが色づくのだそうです。
木々は季節の変化を感じ取って、私たちに見せてくれているんですね。

この紅葉、美しく色づくにはいくつかの条件が必要だそうですが、
その一つに、一日の中で気温差が激しいこと、というのがあります。
すなわち、朝晩は冷え込み、日中は太陽が出て
ぽかぽかあたたかい日が続くと良い、ということです。

さあ、今年の紅葉はどうかな、と勢い込んで
早朝から満員の新幹線に乗り込み、いざ、京都へ!
京都御所の秋の一般公開期間中でもあったため、
早速御所へ向かったのですが……。
京都の木々は、まだまだ青かった(笑)。
お庭など、上の方が少し色づいているものもありましたが、
本格的な紅葉はまだまだでした。
その後京都在住の方とお話ししたのですが、
今年は紅葉はまだまだ、もしかすると12月くらいかも?とのことでした。

紅葉は残念でしたが、京都のお寺を見て回っていると、
木々やお庭、そして向こうの山々の美しさが日々の疲れを取ってくれるかのようです。
それと……秋と言えば食欲!
帰りに寄ったお店ではお抹茶をいただき、
お土産にはパッケージの緑が印象的な阿闍梨餅を購入。
今年の秋の京都では、赤や黄色ではなく、
美しく、美味しい緑にたくさん出会うことができて、新鮮な気持ちでした。
秋はおでかけするにもいい季節。
みなさんも、旅行、とは行かなくても、
たまには新しい何かを発見しに、ちょっとでかけてみませんか?

(編集N山)
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2011.10.25

女子のお手紙文化

先週、中学の同級生の結婚式に参加しました。
まさに「中2=14歳」のときから…もうすぐ20年来となる友人です。
新婦含め、仲良しグループ6人での再会(去年のクリスマスの“横浜中華街で食いだおれ会”以来の再会)。地元・新潟の中学で出会い、高校はパラパラと別れ、大学となると東京に出る子もいて、就職・結婚でさらに関東進出が進み、今では6人中5人が千葉・東京在住で、1人が新潟在住。それでも学生の頃の付き合いって続くものです。

さて、結婚式は美大卒の新婦とイラストレーターである新郎2人による手作り感溢れるよいお式でしたが、何と言ってもクライマックスは「新婦の手紙」ですよね。ここは泣きポイントです。
私たちも、例に漏れず、もらい泣きをしたわけですが、彼女は中学時代から文章やイラストがうまかったなぁ(だから美大にいけたわけですが)。

ところで、中学生の頃…特に女子!
やたらと“お手紙交換”をしていませんでしたか!?
↓こういう風に折りたたむヤツ!
(上:定番の折り方、下左:たまに折るタイプ、下右:ハート型。折るのが面倒!)

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そもそもクラスが一緒だし、休み時間も一緒(ヘタしたら放課後も遊ぶ)、翌日になったらまた会うのに、家に帰ったら「○○ちゃんへ」という手紙をルーズリーフ(そう!便箋ではない!)にしたためて、小さく折りたたんで、次の日、交換したりしませんでした?
さらに…わざわざ授業中に手紙回したりとか(先生、ゴメンナサイ)。先生が板書しているときに、ペンに挟んで飛ばしたりしていました…。何をそんなに(急いで)伝えることがあるのかと思うのですが、内容は非常にくだらないのですが…。
おそろしいことに私たちはその仲間内で回していた手紙を1冊のファイルに綴じて保管してあるのです。(ちなみに新婦のイラストのクオリティがハンパなく高い!)
あまりに恐怖ファイル過ぎて、自分たちでも開くのにかなりの覚悟が必要なファイルです。今は、新潟在住のSの家で眠っています。

…とまぁ、さすがに6人で回して、ファイルで保管しているのはレアケースですが、女子ってやたらお手紙交換してませんでしたか。ちまちまイラスト書いたりとかして。アレって、今は皆さんメールとかなんですかね。ツイッターとかになるんですか?
わざわざルーズリーフに書く必要ないですもんね?
相手の手元に自分のこっぱずかしい手紙が残らないのはいいような気もするけれど、あの不思議な「女子のお手紙文化」は今はなくなってしまったのでしょうか。

教えて! 14歳!

(編集AH)

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2011.08.30

街角での衝撃発言コレクション

『同い年だったらチャン・グンソクと付き合っていたと思う〜』
という衝撃の告白が放たれたのは深夜1時過ぎのファミレス、隣席の主婦グループと思しき集団から。それにしても、グンソク氏側の意向は聞かなくていいのでしょうか。

……というような、街中で拾った衝撃発言を、長年、頭の中でコレクションしております。最新コレクションの一部を公開します。


『田中は世界を変えるかもしれない』
帰宅する小学生グループの会話です。田中君はそこにはいない模様。彼は今、何を企んでいるのか。20年後くらいに、「ああ、この田中だったのか!」と気付くのかもしれません。


『叶姉妹の好きなコンフレークって知ってる?』
電車内、上司と部下の会話。ただでさえ情報の少ない叶姉妹。コンフレーク好きかどうか、そしてその先、好きなコンフレークの銘柄まで知っているとほのめかす上司、かなりのやり手ですね。


『夏が俺を呼んでいない』
友人から聞かされた発言。おそらく彼なりに夏を呼び込もうと必死になったはずなのですが、結果が出なかった、糸口を見つけられなかった、らしい。「サザンを聴けば?」と薦めたら「とっくに聴いた」、と。もうすぐ今年の夏も終わります。


『あの歌あるじゃん、「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」ってやつ。でも、そんなこと言えないよね絶対』
女子大生と思しき3人組の1人が発言。なんだかすごいパワーですね。発言者以外の2人は、そんなの当然というような顔をして、黙ってファッション誌を読み続けていました。


こういう発言を街角で拾えた日、自分がその時々に抱えている小さな悩みが溶けていくようで、嬉しくなります。

皆さん是非とも、街中で、電車の中で、耳をそばだててみてください。
(T田)

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2011.08.23

蜂の巣校舎

って知ってますか?
蜂の巣がいっぱいくっついている危険な校舎…ではなく、蜂の巣の形=六角形をした学校校舎のことです。
私が通っていた小学校がコレ、この蜂の巣校舎でした。
この夏、地元に帰省して久しぶりに見たので、みなさんに紹介しようと思います。

えーと…。教室が六角形なんです。
角に柱があったからもっと多面体な印象が残っているのですが、大まかにいうと六角形です。その教室が隣同士並びあって、一つの校舎を作るので、校舎自体も六角形(…というか、やっぱりもっと多面体だと思う…)です。

自分の学校だけが珍しいのかと思っていましたが、ちょっと調べてみたら、全国に何校かあるようです。

蜂の巣校舎のメリットは
・何となく教室が広い。「面」が多いので、掲示物がめっちゃ貼れる。
・教室の前の廊下が直線ではなく、階段をぐるっと囲む筒状なので鬼ごっことかができて、楽しい。ぐるぐる走りすぎてすべったり、逆向きに走ってきた人とぶつかって転ぶなどデメリットも多数。

そして…大人になったときにこうやってネタにできる!
でも、そうやってネタにして、イマイチうまく伝わらずに「…あ…へぇ~…」って言われている蜂の巣校舎・卒業生が山ほどいるのではないかと思います。
今だって、メリットの2つ目が上手に説明できていないですよね…。

それでは、クローゼットの奥から引っ張り出した
卒業アルバムに載っていた蜂の巣校舎(雪国のため、雪に埋もれてますが…)をご覧いただきましょう。
(すっごい古く見えますが、画質が粗いだけですから。上手に写メれなかっただけですよ、ホントに)

↓こんな感じ!
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…やっぱり、うまく伝わらないですねー。

(編集部AH)

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2011.08.01

ラジオ体操

夏休みですね! 通勤途中に学校のプールへと急ぐ子たちをみるとうらやましくてならない今日この頃。
さて。土日のお休みは昼までゆっくり寝ている相当怠惰なタイプの私でしたが、夏休みとなるとそうもいきません。
なぜなら、ラジオ体操がある。
学校へ行くよりかえって早起きしなきゃならないし、憂鬱で憂鬱で、ラジオ体操第二の最後は、一刻も早くハンコをおしてもらう列に並ぶため、走りながら体操していました。帰宅したらもちろん二度寝。
(たいていの子どもは先を争って同じ事をしていたため、ハンコを押す係の人は高い石段の上で待機、体操の音楽が終わるまで石段には足を踏み入れてはならないことになっていました)

ところが。先日住んでいる地域のお知らせを読んでいたら「ラジオ体操 終わる」の文字が。
夏休みのあいだじゅう、私を苦しめ続けたラジオ体操が!
ハンコをコンプリートしなければ(お盆休み除く)記念品の鉛筆とお菓子がもらえなかったラジオ体操が!
出席したカードを夏休みの宿題として提出しなければならず、出席率が低いと叱責されたラジオ体操が!
今は(少なくとも私の暮らす地域では)一週間から十日程度で終わると知り、隔世の感を覚えました(昔もあったかもしれないが)。

しかし実は最近、ラジオ体操、しています。
なぜって。だだだ、ダイエット効果があるって聞いて。
正しいラジオ体操を教えてくれる本を読んでその通りに実践すると、最後をズルしていた頃とは比べ物にならないほど疲れて、効いてる気がする!と調子に乗って実行しております(自宅で夜に、というズルは許してください)。
もりもりご飯を食べても全部燃焼していた頃とは、やはり、隔世の感があるものです。

みなさん、よい夏休みを! こんなに長い休みは子どもの特権ですよ!


【追記】
会社でのラジオ体操を拒否したせいで解雇された方のドキュメンタリー映画「田中さんはラジオ体操をしない」が、いま 東京・新宿で公開されています。
解雇は長い休みではなく、長い戦いの始まりとなってしまいました。
詳細はこちら
あらすじはこちらから
東京にお住まいでラジオ体操後なら間にあう上映時間です。ぜひ。

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2011.07.21

チームメイト

学生の皆さん、夏休みが近付いていますね!!
(地域によってはすでに夏休みのところもあるそうですし、まだまだ先だというところもあるかもしれませんが)どんな夏休みになりそうでしょうか。

私の夏休みは…部活、部活、遠征、部活! 合宿!! 部活!!!の毎日でした。

ただでさえ暑いのに、さらに汗だくになりに学校へ。
ちなみに私はバレーボール部でしたが、バドミントン部と体育館利用の日が一緒だと、シャトルが飛ぶため窓を閉め切らなければならず、巨大サウナの中で動きまわっているような感じだったので、バド部と一緒に体育館を使うのは嫌でした…。バド部の方、ごめんなさい……。

さて、部活がはじまって5分、最初のランニングの時点ですでに全身びっしょりです。汗はバレー部にとっては大敵です。
ブロックやハイタッチなどをするとお互いの汗が飛び散る。
レシーブをするのに床にすべり込むと、濡れる(→そのままにしておくと滑って転んで危険。モップがけ必須)。
レシーブをするとき、トスをあげるとき、手の汗でボールがすべってあらぬ方向へ行き、顧問に怒鳴られる。本当です、言い訳じゃないです!

…というわけで、何が言いたいかというと、「ともに汗をかいた仲間はいいよね!」という話です。

そう、今、大人気のなでしこJAPANです。
澤選手のあのゴールもさることながら、人生初のレッドカードをもらってまで守り抜いた岩清水選手のディフェンスも記憶に残ります! ……が、ニュースやインタビューなどテレビを見ていると、プレーだけではなく、選手たちの仲の良さも注目されているようです。
「仲の良さ」というとプロの方に対して、少々ぬるい感じがしてしまいますが、プレー中のチームワークではない、オフ時のチームワークというのでしょうか。テレビの街頭インタビューや特集を見ていると、そういったところに好感を持った方も多いようです。

私が部活で得たのも、そんなところがあるような気がします。弱小チームではないけれど、強豪チームでもない、「中の上(私の記憶の中では)」くらいのチームでしたけれど、試合の結果とは関係なく、「友だち」とは違う「チームメイト」といういい関係性の友人を得られたような気がします。

学生の皆さんも社会人の皆さんも、もちろん私も。
何かを得られる充実した夏休みになるといいですねぇ。
最後に。
夏休みは毎日学校に行かなくていい分、人と接する機会も普段より減ると思います。
ぜひ、「ひとり」の時間も楽しんでみてください。
「チームワーク」の話を熱くしてきたくせに、というところですが、「ひとり」の時間を充実させることも、夏休みの意外と重要なポイントな気がするのです。

よい夏休みを!!

(編集部AH)

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2011.07.19

からだと心の三者面談

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吉祥寺駅からバスで15分下車、徒歩5分のスタジオで、

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 8月刊行予定、ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する近藤良平さんの『からだと心の対話術』特集ページの撮影をしました。(撮影=山本尚明さん)

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こんなリラックスの体操「インディアンの休息」や、
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こんなウルトラC「飛行機」もあります。

本文の後に、「コミュニケーションを始める前の準備運動」という特集で、すぐにできる18本の体操を収録しています。

タイトルの通りこの本は、心とからだがギクシャクするのはどうしてか? 頭でっかちをやめるには? からだをもっと弾ませたい…などを近藤さんの体験や、ワークショップでの経験とともに楽しく愉快に読み解く1冊。
 近藤さんに聞いた印象的な言葉で、「からだは好調よりも不調のメッセージの方を受け取りやすい」というのがありました。
 朝起きた時、「ぐっすり寝た〜! ぐるぐるきゅ〜。 …あっ お腹すいた! ご飯 ご飯!!」
なんてしゃきっと目が醒めて、いきなりエンジン全開になることが、大人になってから少なくなった気がします。たいていが、「ちょっと寝不足だなあ…」「今日の打合せ大丈夫かな…」「飲みすぎたかな…」というような、黄色信号ばかりが目に入る。朝起きてから早速リセットが必要なこと、少なくありません。

 数年前からそう思うようになり、会社に行く前に走るようになりました。仕事でも煮詰まりがち、すぐに袋小路に入りがちな自分にとっては良い気分転換で、朝1時間ほど走って戻って来ると、何だか訳の分からない達成感があります。黙々と走るのは一人の作業で、その日の調子が良くても悪くても、誰にも迷惑はかけずに自己完結できる。何か一つ肯定できることがあると、その日はうまくスタートを切れるのかもしれません。
 もちろん夏場は暑く、冬の朝はまだうっすら星が見えていて、今日はやだな、面倒臭いな、夕方の打合せで居眠りしたら困るしな、ほらほら雨の音が聞こえてきた…と、もうひと眠りする理由は次々湧いて、反対に走る理由の方が少ないのです。でもそこで考え始める前に靴を履いて外に出ると、心が後からついてくる時があって「ああなんだ、走りたかったんじゃん」と気づきます。自分一人の中でさえ意思統一ができていないのです。


 天文台の中.jpg

 からだを動かすようになったからと言って、コミュニケーション上手になったわけではありませんでした。相変わらず人前に立つ前に上がるし、メールは長い(よく編集者をやっていられるねーと言われます)。運動神経や、コミュニケーション能力は、そう簡単には変わりません。数少ない変化は、身体が実際に不調なのか、何かが引っ掛かって気が重いのか、その違いが分かるようになったかも、というくらいです。

 本文の中で、近藤さんはこう綴っています。

=========================

 僕は何か考え事をする時でも、じっとして腕組みしながらではなくて、歩きながら考えるようにしています。歩いてものを考えていれば、口に出してその問題を考えられるし、その途中にきれいな小石を見つけて手に取ったり、誰かが落としたボタンを拾ったり、それをベンチの脇に置いて座ってみたり、心地いい風が吹いてきたら、風をつかもうとすることもできる。
 「考える」時、行動をするだけでこんなにもたくさんの感覚をともなうことができるのです。

=========================

 もうすぐ夏休みなわけですが、暑いしダルいし集中力も低下するし…という不調すぎる環境に負けず、自分にOKを出せる何か、自分の声の聞き取り方、一つ見つけられたらよいなと思います。

(編集部MT)

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2011.07.05

夢に対する、お金の使い方

 今月の新刊は、テレビでもおなじみの流通ジャーナリスト・金子哲雄さんによる『学校では教えてくれないお金の話』。世界経済がどうとか金融がこうとか……という難しい話ではなく、金子さん自身のエピソードを交えながら、「お金とは何か」をキチンと理解し、賢くお金とつき合って行く方法をやさしく(そして楽しく)教えてくれています。
 
 そんな金子さんが一番みなさんに伝えたかったことは“夢を夢で終わらせないためのお金の使い方”。そう聞くと、「そんなことホントにできるの?」と思う方もきっといますよね。そこでちょっとだけ個人的な例を紹介したいと思います。

 14歳のみなさんより少しだけ先輩の高校時代、漠然と「編集者になりたいな」という夢を持っていました。やがて時が流れ大学に入学。高校生の頃より自由になる時間が多かったことからバイトを始めたのですが、自分でお金を稼ぐことが面白くて、授業の合間や休日などそれこそ分刻みのスケジュールでいくつものバイトを掛け持ちする日々に(あ、ちゃんと勉強もサークル活動もしてましたよ、念のため・笑)。そのお金で何をしていたのか。答えは「旅行」です。ヨーロッパやアジア、中近東などなどへ長い休みにはふらりと一人旅に出かけていたんです。
 大学卒業の年、けっきょく編集者になるという夢は叶わなかったのですが、在学中の旅行実績を買われ、旅行会社に就職することに。そこでまた海外に関わるいろんな経験をしたのですが、「やっぱり編集者になりたい」という思いが強くなり、ある出版社の面接を受けました。結果はなんと合格。その理由は旅行などを通じて得た経験や根性がありそうだったから、だそうです。
 “夢を夢で終わらせないために”と思ってやったことではありませんが、バイトや仕事で稼いだお金を旅に使ったことが、けっきょくは巡り巡って夢だった編集者の道につながったというわけです。

 じゃあ特に夢がない場合はどうしたらいいのか? 金子さんは「やりたいことが見つからないうちは、とりあえず勉強」とアドバイスしています。それは、ある中国人のおじいさんとの出会いから学んだ教訓が元になっているのですが……ぜひそれは本書で確かめてみてください。

(編集N田)

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金子哲雄 『学校では教えてくれないお金の話』

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2011.06.01

憧れの人はいますか

 2011年が始まってから5カ月が過ぎ、折り返しの月に入りました。

 ちょうどひと月前、ゴールデンウィークの連休中、仕事で宮城県気仙沼市にある避難所へ行って来ました。取材相手は小中学生12人。出発の前の晩は「仲間に入れてもらえるだろうか」「打ち解けてくれるかな…」と緊張してあまり眠れなかったのですが、学校が休みでひまを持て余していたせいもあり、鉄棒や鬼ごっこ、バスケットなど外で一緒に遊んだ(遊んでもらった)後は、みんなで畳のスペースで寝転がってマンガを読みながら、中学校に入って仮入部中の部活のことや、違う部活で憧れの先輩がいて、曜日によって練習場所が同じになる!という、何とも素敵な打ち明け話をしてくれたのです。「好きなわけじゃないよ!」と言っていました。

「パープルさん(紫のウィンドブレーカーを着ていたためのあだ名)は年いくつなの?」
と聞かれ、正直に答えると、
「えーっ じゃあそろそろ婚活しなきゃだめじゃん!」
(「そろそろ」でいいのか。よかった…。)
「じゃあ、○○さんは?」
「そうだよ○○さんお薦めだよ~!」
「…○○さんって誰?」
「ここ(避難所)にいる市役所の人だよー。○○さん、最後の人がここを出て行くまでずっといるって言ってた。誠実な人だよ! ○○さんの理想のタイプは、落ちているゴミを誰にも分からないようにそっと拾ってくれる人だって言ってた!」
「えっ じゃあ私がゴミ落とすから、パープルさん拾えばいいよ!」
「紹介するから今すぐ行こう!」
「あの、私、東京に大事な仕事を残してきてるんで…」

という反論も虚しく、格好の暇つぶしのタネになりました。

帰り際には「これで頑張るんだよ」と、恋に効くというお守りも持たされたわけですが…
10代の読者に向けた本を作りながらも、ともすると想像が及ばなくなりがちな毎日のなかで、3泊4日の短い期間でしたが、目下の楽しみや将来の夢、心配ごと、言葉にまだならない何事かのほんの入り口のところだけ、等々、さまざまな気持ちや気遣いに触れて帰途につきました。

余談ですが、「憧れ」自体の意味は、「心をさまよわせる」「落ち着きを失わせる」「心を浮き立たせる」などで、意外や決してポジティブな言葉ではありません。
それでも「憧れの人」を心に持っていることを少し羨ましく思ったのは事実で、いま改めて、そう呼べる人を持つことの豊かさを感じた5月でした。
(のんきな話ですみません)

編集部MT


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2011.05.25

これからのために

もうお忘れかと思いますが(とはいうもの今でもこの横にはその欄が残っていますけど)、このシリーズがはじまって少しの間、人生相談をやっていました。その最中はその回ごとに答えを考えていましたが、いま思い返してみて伝えたいメッセージのようなものがあるとすると以下のように要約できそうな気がします。

1)この社会をつくった大人たちは実はけっこう愚かである
2)それを変えていくのは若者や子どもたちしかいない
3)で、それはそれでなかなかたいへんなことなのだ。なにしろ愚かな大人たちのつくったルールとか守らなくてはいけないし。
4)そのためにはありきたりの答えはなくて、自分たちの知恵で当面の答えを見つけ出さなくてはならない
5)そのためには本を読むことだ。たとえばこの「14歳の世渡り術」を

最後は宣伝みたくなりましたが、本音です(笑)。

さて、この欄ではみな震災についてふれてきましたが、あの震災の日から上のことはますます大事になってきているように思います。まず大人たちの愚かさについては言うまでもありません。嘘だらけの電力会社や言い逃ればかりの政治家、原子力は健康にいいと語る学者には同じ大人たちもびっくりです。

これからいまの14歳は、あるいは若者や子どもはあの大人たちの残骸を始末して、しかも100年たってもなくならない放射能におびえながら生きていかなくてはなりません。まったくうんざりですね。いまこそ何がなぜ愚かだったのか、どうしてこの事態をだれもとめる手だてがなかったのかを考えていきましょう。この国は60年前にそのように皆が思ったはずですが、それをしっかりやってこなかったので、こうなったのでしょうか。そうだとするととても深刻です。
いまはまずこの事実に向き合うほかなさそうです。

(編集部H)

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2011.04.13

募金、イロイロ。

震災の日から一ヶ月が過ぎました。

街を歩けば、「募金お願いします!」の声。
著名人のチャリティーを通しての寄付や募金活動、テレビやラジオ番組を通しての募金呼びかけ。
コンビニやスーパーに置かれた募金箱。

今、「募金」の機会は、私たちの周りにあふれています。
街頭募金を目にすると、自分が中学生のときに学校行事の一環で行なった募金活動を思い出します。
5~6人のグループごとに街頭に立ち、「雲仙普賢岳噴火災害」のための募金を呼び掛けました。
派手な女性を連れたこわそうなおじさんが1万円を入れてくれました。「すごい、すごい」と興奮したあとで「まぁ、女の前でイイカッコしたかったんだろうねー」と、コソコソ言い合う私たち。「向こうの募金箱に入れたからね、ね。」と言いながら、申し訳なさそうに私たちの前を通り過ぎて行く、気のよさそうな年配の女性。「何か、気を遣わせたねぇ」と誰かがつぶやけば、「いや、ああいう人はそう言ってどこの募金箱にも入れてないんだよ」としたり顔で言う友人。募金箱の前で「入れたい!入れたい!」と母親に小銭をねだる子ども(「さっきも入れたでしょ!もう入れるお金なんてナイ!」と母親は一蹴)。「えらいねぇ、感心だねぇ」と私たちをやたら褒めてくれるけど、1円も入れないおじいちゃん。テレホンカード(懐かしい!)を募金箱に入れた男子高校生。

いろいろな人間模様を目の当たりにして生意気で冗談めいたコメントをしながら、募金活動を終えました。
……そういえば、自分たちは一銭も入れずに。
そして、あのお金が結局どこに送られ、何に使われていたのかは思い出せません。

あのとき、全く気にしていなかったお金の行方。
ようやく自発的に募金したいと思い、「有効に使ってほしい」と考えられるオトナになりました。

「集まったおカネの中で、何割を現地の支援に届けなければいけないという決まりがない」
(『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』より)
というように、集めたお金を「団体運営費」「必要経費」として使われるケースが多々あります。もちろん本当に必要な場合がほとんどですが、「経費」にかこつける詐欺も発生しているのが、現実。

募金の窓口は本当にたくさんあります。
さて、どこに募金しましょう。
信頼できる有名な団体か? 現地に近い地元団体か? 知り合いのいるNPOか? はたまた自分が好きな芸能人経由か?
目的、使い道は?
個人に配布される義捐金になるお金? 街の復興に使われるお金? 特定の目的や活動を補佐するお金?
「必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、他国への支援に活用させていただくことがあります」と明文し、「“必要な資金”って誰の判断? それっていくら?」と物議をかもした団体もありました。
友人の一人に、被災動物のための募金に寄付をした人がいます。「動物?人命救助が先だ!と思う人の方が多いだろうし、その考え方も当然だとも思う。だけど、動物好きの自分は動物のために募金をしたい」と。
その人なりの考えや目的があってこそ活きるお金もあるのだと思います。

自分のお金はどうやって力を発揮するのか。募金箱の先をちょっと想像してみてください。

(編集AH)

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2008.07.04

七夕を前に

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【質問】もうすぐ七夕です。愛し合った同士が一年に一度だけ会える日ですよね。もし織り姫から一年に一度ではさびしくて仕方ないと相談されたら何と答えますか。
(蟹座の女 26歳)
【回答】
そもそも織り姫と夏彦は恋のあまり、仕事をしなくなって天帝の怒りをかって一年に一度しか会えなくなったんですね。天帝は資本家で織り姫たちは労働者みたいな関係です。だから逆にこう天帝にいうのです。もっとあわさないと仕事をしないぞ、と。つまりストライキです。一年に一度が一月に一度くらいになるようがんばってみてください。いまは応援してくれる組合もふえてきているようです。
でもそれで毎月会うようになったら、どうでしょう。
実は一年に一度のほうがよかったかもしれませんよ。
(ハルマサ編集長)

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ずっとあいたかった人にあうと実はかなしい結果だったというのも悲しいけど、よくある話です。蟹座の女さん、というより、織り姫さんには菊池寛の「父帰る」をおすすめしたいです。長年、不在だった父親が戻っても、ただお互いの不幸を確かめ合って別れるという話です。でも織り姫さん、ストライキはやるべきです。たとえ幻想におぼれながら永遠に暮らすより、悲しい結果になろうと現実にふれたほうがいいのですから。

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2007.07.20

今日も吉祥寺より

本日のお悩みも、吉祥寺啓文堂さんに設置したお悩みBOXからお答えいたします。
本日の(も?)ハルマサ編集長は予想外の変化球です。
吉祥寺の啓文堂さんには、まだまだBOX設置中ですので、お立ち寄りの際にはぜひ、参加してみてくださいね。他のどこでも受け取れない変化球を、当ブログでお返しいたします。
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【質問】
マナーを守らない自分勝手な大人が多くて、自分が将来あの中にいると思うととても嫌です。
(年齢、性別不明)

【回答】
ふたとおり、答えを用意しました。反対のことを書いていますけど、好きなほうを参考にしてください。
●ひとつめ。
そうです。大人なんて全員、そんなやつばかりです。誰も信用しちゃいけません。できるだけ今のういういしさを守り、できるだけ大人にさからっていきましょう。古代から文化はそうして生み出されてきたのですから。

●ふたつめ
本当にひどい大人もいるでしょうけど、ひどい子どももいますよね。子どもってだけで、ちょっと得してるだけじゃないかな。どちらの中にいるのも嫌ですよね。でも一番、自分勝手なのってあなた自身だったりしませんか。ちょっと胸に手をあてて考えてみましょう。
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質問した方の年齢はわかりませんが。大人と子どもの間くらいなんでしょうね。
この世代は特に年上の世代への反抗の気持ちが強くなります。もちろんこの相談室は反抗万歳の立場です。でも反抗している時は自分が正しくて世の中の大人が全員憎くなりますが、すこしたつとそんな自分が恥ずかしくなったりしてきます。でも反抗できるうちは反抗しましょう。ランボーの『地獄の季節』はいつもそういう若者に愛読されてきました。

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