既刊情報 一覧

101人が選ぶ「とっておきの言葉」

101人が選ぶ「とっておきの言葉」

小説家、俳優、タレント、スポーツ選手、企業家、学者等様々な分野で活躍する101人が選ぶ多種多様なとっておきの言葉。なぜその言葉を選んだのかというコメントも色んな思いがあり必読。

ISBN:978-4-309-61706-0
定価1,404円(税込)

14歳の世渡り術編集部編

正しい目玉焼きの作り方

正しい目玉焼きの作り方

風邪のときに作るおかゆがマズイ、服を洗濯でダメにした、穴のあいたくつ下をはいている……そんな人のために、洗濯・料理・片付けと掃除・裁縫の基本のきを学ぶための一冊。目指せ、生活力のある大人!

ISBN:978-4-309-61705-3
定価1,404円(税込)

森下えみこイラスト

イラストマンガ家。女性の共感を呼ぶコミックエッセイが人気。『私の敬語正しいと思っていたけれど。』『キャベツのせん切り、できますか?』『私のテーブルマナー本当に大丈夫?』など。

監修 井出杏海/クライ・ムキ/木村由依/毎田祥子

宇宙を仕事にしよう!

宇宙を仕事にしよう!

宇宙にかかわる仕事って、宇宙飛行士以外に何があるの? 専門的な学校に通わないと入れないの? 宇宙を夢見る人たちの疑問に、先輩たちが自身の経験をもとにリアルに答えます。

ISBN:978-4-309-61704-6
定価1,404円(税込)

村沢譲

青山学院大学卒業。ライター。宇宙作家クラブ会員。映画「宇宙兄弟」や「オデッセイ」の設定や解説を担当。主な著作に『世界一わかりやすいロケットのはなし』『日の丸ロケッツ』『月への招待状』などがある。

昆虫たちの世渡り術

昆虫たちの世渡り術

奴隷をこき使うサムライアリ、子育てはアリ任せのシジミチョウ、求愛にプレゼントは欠かさないオドリバエ……生態系の下位にいる昆虫たちが、熾烈な世界で生き抜くユニークな生存戦略を伝授!

ISBN:978-4-309-61703-9
定価1,404円(税込)

海野和男

1947年生。昆虫写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学び、アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影する。日本自然科学写真協会会長、日本動物行動学会会員、日本写真家協会会員。

学校では教えてくれない ゆかいな日本語

学校では教えてくれない ゆかいな日本語

普段使っている日本語、単なるコミュニケーションの道具だと思ったら大まちがい。遊び心に満ちた、ゆかいで、たのしいその世界を知って、言語の達人になろう。

ISBN:978-4-309-61702-2
定価1,404円(税込)

今野真二

1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『辞書をよむ』『漢字からみた日本語の歴史』『百年前の日本語』『かなづかいの歴史』『振仮名の歴史』など著書多数。

生命の始まりを探して 僕は生物学者になった

生命の始まりを探して 僕は生物学者になった

深海、砂漠、北極&南極、地底、そして宇宙へ……“生物学界のインディ・ジョーンズ”こと長沼センセイが、極限環境で出会ったフシギな生物の姿を通して「生命とは何か?」に迫る!

ISBN:978-4-309-61701-5
定価1,404円(税込)

長沼毅

1961年生。生物学者、広島大学大学院生物圏科学研究科教授。筑波大学大学院生物科学研究科博士過程修了。専門は極限環境の生物学、生物海洋学。著書に『形態の生命誌』『死なないやつら』等多数、テレビでも活躍。

マンガがあるじゃないか

マンガがあるじゃないか

全国の中高生へ、本当に面白い、とっておきの名作・傑作・衝撃作を教えます。木皿泉、ヤマザキマリ、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、佐渡島庸平、オカリナ(おかずクラブ)、高野秀行etc.

薦めるマンガガイドの決定版! さあ広大なマンガの荒野へ!

ISBN:978-4-309-61700-8
定価1,404円(税込)

河出書房新社編集部 編

著者
木皿泉/光浦靖子/ヤマザキマリ/坂東巳之助/みなもと太郎/吉川浩満/荻原規子/辛酸なめ子/オカリナ(おかずクラブ)/中野京子/中条省平/佐渡島庸平/香山リカ/春風亭一之輔/サンキュータツオ/ヨシダナギ/細谷佳正/長尾謙一郎/佐藤克文/宮田俊哉(Kis-My-Ft2)/永江朗/高野秀行/水島裕/西智子/飲茶/大橋智之/奥平邦彦/蒼井ブルー/宇野常寛

聞く力 話す力 インタビュー術入門

聞く力 話す力 インタビュー術入門

沢尻エリカ、玉三郎、カストロ議長…テレビ報道に携わって30年、千人を超える人々にインタビューしてきた名キャスターが実例を挙げながら贈る、人の心をひらく聞き方・話し方のヒント。

ISBN:978-4-309-61699-5
定価1,404円(税込)

松原 耕二

1960年山口県生まれ。「筑紫哲也NEWS23」「報道特集」のディレクターなどを経て、「ニュースの森」「NEWS23X」のメインキャスターをつとめる。現在、「週刊報道LIFE」のメインキャスター。

14歳からの宇宙論

14歳からの宇宙論

宇宙はいつ、どのように始まったのか? この先は? もう一つ別の宇宙がある?……最先端の科学によって次々と明らかにされた宇宙の姿を、世界をリードする物理学者がやさしく紐とく。

ISBN:978-4-309-61698-8
定価1,404円(税込)

佐藤 勝彦

1945年生。京都大学理学部物理学科卒。同博士課程修了、理学博士。自然科学研究機構長。専攻は宇宙論・宇宙物理学。主著に『インフレーション宇宙論』『宇宙論入門』『眠れなくなる宇宙のはなし』他多数。

発信力の育てかた

発信力の育てかた

ツイッター、ブログ、YouTube……これからは一人一人が発信者=ジャーナリストになる時代だ! 不特定多数の人に「伝える」ための基本がすぐに身につく、新時代の教科書。

ISBN:978-4-309-61697-1
定価1,404円(税込)

外岡 秀俊

1953年札幌市生まれ。76年、東大在学中に書いた『北帰行』で第13回文藝賞を受賞。現在、中原清一郎名義で小説家として、外岡秀俊名義でジャーナリストとして活躍。最新小説として『カノン』がある。

生き延びるための作文教室

生き延びるための作文教室

作文とはウソを書くことである! 学校では教えられない、ふつうでない作文のすすめ。個性的である必要はない。個性的に「見える」方法を教えよう。いつまでみんなと同じこと書いてるの?

ISBN:978-4-309-61696-4
定価1,404円(税込)

石原 千秋

1955年生まれ。早稲田大学教育学部・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

14歳からの戦争のリアル

14歳からの戦争のリアル

実際、戦争へ行くってどういうことなの? 第二次大戦経験者、イラク帰還兵、戦場ボランティア、紛争解決人、韓国兵役拒否亡命者、元自衛隊員、出稼ぎ労働経験者にきく、戦争のリアル。

ISBN:978-4-309-61695-7
定価1,404円(税込)

雨宮 処凛

1975年生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以降、プレカリアート問題を中心に執筆。『右翼と左翼はどうちがう?』『14歳からの原発問題』等、著書多数。

世界を平和にするためのささやかな提案

世界を平和にするためのささやかな提案

いま、「世界を平和にする」ためになにができるのか? 22人が提案する、平和のためのアイデア。黒柳徹子、伊勢崎賢治、中川翔子、加古里子、最果タヒ、木村草太、春香クリスティーンetc.

ISBN:978-4-309-61694-0
定価1,296円(税込)

黒柳徹子/徳永進/中川翔子/永江朗/伊勢崎賢治/木村草太/香山リカ/ヨシタケシンスケ/田中優/島田裕巳/小島慶子/春香クリスティーン/辛酸なめ子/竹内薫/最果タヒ/山本敏晴/山極寿一/上坂すみれ/文月悠光/サヘル・ローズ/池澤春菜/加古里子

よのなかを変える技術

よのなかを変える技術』

君の絶望はよのなかを変える希望だ――この世界では必ず誰か困ってる。それは彼らが「よのなかの仕組み」から外れているから。困難を解決するための、一番やさしいソーシャルデザイン入門。

ISBN:978-4-309-61693-3
定価1,404円(税込)

今 一生

ライター、編集者。著書に、『ソーシャルデザイン50の方法』『日本一醜い親への手紙』『家を捨てよ、街へ出よう』『完全家出マニュアル』ほか多数。近年では全国で「社会起業支援サミット」を無料開催している。

夏目漱石、読んじゃえば?

夏目漱石、読んじゃえば?』

漱石って文豪と言われているけど面白いの? どう読めばいいの? そもそも小説の面白さって何? 奥泉光が全く新しい読み方、伝授します。香日ゆらによる漱石案内漫画付き。

ISBN:978-4-309-61692-6
定価1,404円(税込)

奥泉 光

1956年山形県生まれ。1986年に『地の鳥 天の魚群』でデビュー。1993年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞を受賞。

香日 ゆら

はじめての聖書

はじめての聖書

羊、クリスマス、十字架から、ノア、モーセ、イエス、罪、愛、最後の審判……聖書の重要ポイントをきわめて平易に説き直す。若い人びとへ送る、ほんものの聖書を読むための「予告編」。

ISBN:978-4-309-61691-9
定価1,404円(税込)

橋爪 大三郎

1948年、神奈川県生まれ。社会学者。『はじめての構造主義』、『世界がわかる宗教社会学入門』、『世界は宗教で動いてる』、『ふしぎなキリスト教』(共著)、『ゆかいな仏教』(共著)など著書多数。

世界の見方が変わる「数学」入門

世界の見方が変わる「数学」入門

地球の大きさはどうやって測ったの? 小数点って? 円周率? …小学校でも教わらなかった素朴な問いをやさしく紐解き、驚きに満ちた数の世界へご案内! 数学アレルギーだって治るかも。

ISBN:978-4-309-61690-2
定価1,404円(税込)

桜井 進

1968年生。サイエンスナビゲーター。東京工業大学理学部数学科、同大大学院卒業。在学中から予備校講師として活躍、数学や物理を楽しく生徒へ伝える。著書に『感動する!数学』『面白くて眠れなくなる数学』他。

真夜中のディズニーで考えた働く幸せ

真夜中のディズニーで考えた働く幸せ

落ち続けた入社試験、お客がいない夜のパークでの業務……。ベストセラー『ディズニーそうじの神様』の著者自らが、実際にディズニーで働きながら学んだ「仕事」と「人生」の意味を綴る。

ISBN:978-4-309-61688-9
定価1,404円(税込)

鎌田 洋

東京ディズニーランドオープンに伴い、初代ナイトカストーディアル(夜間清掃部門)・トレーナー兼スーパーバイザーに就任。その後、スタッフの指導・育成に携わったのち、'99年、ヴィジョナリー・ジャパン設立。

生き抜くための整体

生き抜くための整体

力を発揮したい時こそ、深い呼吸で力を抜こう。生きるのがグッと楽になる。自分の癖やしぐさを観察し、心のコンディションを整える方法を解説。身体と心をフワッとゆるめるメソッドも満載!

ISBN:978-4-309-61689-6
定価1,404円(税込)

片山 洋次郎

1950年生まれ。東京大学教養学部中退。現在、気響会整体道場を主宰。「野口整体」の思想に触発されながら独自の整体法の技術を創り上げた。身体の現場から「身も心もチョット楽になる方法」を提言している。

「がんばらない」人生相談

「がんばらない」人生相談

「人間はなんのために生きているのですか?」――お金儲けや競争社会、クダラヌ大人の誘惑に、まっすぐすくすくまき込まれないためのまわり道。人生になやむ中高生へおくる指南書。

ISBN:978-4-309-61686-5
定価1,296円(税込)

ひろ さちや

1936年、大阪生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒。同大学院印度哲学専攻博士課程中退。今では仏教、インド思想の研究、執筆で活動。主著に『仏教の歴史』『親鸞』『「狂い」のすすめ』『「善人」のやめ方』など。

じぶんリセット

じぶんリセット

平凡でつまらない毎日をちょっと面白くする方法。「もしも、○○だったら……」と空想しながら、日常の「あたり前」をリセットすると、今まで気づかなかった新しい価値が見えてくる!

ISBN:978-4-309-61687-2
定価1,296円(税込)

小山 薫堂

放送作家。脚本家。東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科長。1964年、熊本県天草市生まれ。脚本を手がけた映画『おくりびと』でアカデミー賞外国語部門賞を受賞。「くまモン」の生みの親でもある。

14歳からわかる生命倫理

14歳からわかる生命倫理

尊厳死、出生前診断、代理出産、臓器移植、デザイナーベビー……進歩し続ける医療を前に「命の格差」が広がっています。誰もが向き合うことになる「命」を巡る問題をイチから読み解く1冊。

ISBN:978-4-309-61685-8
定価1,296円(税込)

雨宮 処凛

1975年生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以降、プレカリアート問題を中心に執筆。『右翼と左翼はどうちがう?』『14歳からの原発問題』等、著書多数。

ちゃんとわかる消費税

ちゃんとわかる消費税

8%に増税される消費税。政治家のウソ、黙りこむマスコミ、増税を活用する大企業、増える滞納額……弱者を見捨てるこの税のしくみと問題点を正しく理解し、今こそイチから学び直す。

ISBN:978-4-309-61684-1
定価1,296円(税込)

斎藤 貴男

1958年東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了。『機会不平等』『ルポ改憲潮流』『消費税のカラクリ』『「東京電力」研究 排除の系譜』等、著者多数。

偽善のすすめ

偽善のすすめ

人間の行う善は、すべて偽善だ。ならば、気が向いた時だけ善行をしよう。偽善者になろう!大切なのは、動機や気持ちではなく結果なのだから。歴史を踏まえ、本当の倫理とは何かを考える。

ISBN:978-4-309-61683-4
定価1,296円(税込)

パオロ・マッツァリーノ

イタリア生まれの戯作者。日本文化に造詣が深い。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが大学自体の存在が未確認。著書に『反社会学講座』(ちくま文庫)、『つっこみ力』(ちくま新書)など。

医者になりたい君へ

医者になりたい君へ

14歳の夏に医者になろうと思い、日本初の難手術「バチスタ手術」を成功、世界の一線に立つ心臓外科医が医療と人々の姿、夢と現実、医学の可能性を綴る。命の最前線で見えたものとは――。

ISBN:978-4-309-61682-7
定価1,296円(税込)

須磨 久善

大阪医科大学卒業。須磨ハートクリニック院長、順天堂大学客員教授。世界初の胃大網動脈を用いた冠動脈バイパス手術や日本初のバチスタ手術を成功させ、ドラマ「医龍」「チームバチスタの栄光」等の監修も務める。

特別授業 “死”について話そう

特別授業 “死”について話そう

死について、何を学び、これから先をどう生きるのか――。いじめや自殺など、思春期を迎え、生きることの難しさに直面する10代に向けて、全18教科、豪華教授陣が誌上特別授業を開講。

ISBN:978-4-309-61681-0
定価1,296円(税込)

和合亮一/佐々涼子/島田裕巳/角幡唯介/森川すいめい/伊沢正名/川口有美子/畑正憲/酒井順子/園子温/元村有希子/最果タヒ/中森明夫/本郷和人/湯山玲子/佐治晴夫/遠藤秀紀/徳永進

戦後日本史の考え方・学び方

戦後日本史の考え方・学び方

占領、55年体制、高度経済成長、バブル、沖縄や在日コリアンから見た戦後、そして今――これだけは知っておきたい重要ポイントを熱血レクチャー。未来を生きる人のための新しい歴史入門。

ISBN:978-4-309-61680-3
定価1,296円(税込)

成田 龍一

1951年、大阪市生まれ。日本女子大学人間社会学部教授(近現代日本史)。『近現代日本史と歴史学』『「戦争経験」の戦後史』『大正デモクラシー』『〈歴史〉はいかに語られるか』など。

学校では教えてくれない 人生を変える音楽

学校では教えてくれない 人生を変える音楽

時に励まし、時に癒し、時には人生をも変える力を持つ「音楽」。作家、学者、音楽家、アイドル、芸人……26名が薦める音楽ガイド。

ISBN:978-4-309-61679-7
定価1,296円(税込)

又吉直樹/宮下奈都 /みうらじゅん/小路幸也/乙武洋匡/松井咲子(AKB48)/西研/山田ズーニー/町田康/辛酸なめ子/高嶋ちさ子/林丹丹/浦沢直樹/柴田元幸/池辺晋一郎/池谷裕二/桜井進/遠藤秀紀/本川達雄/清塚信也/角田光代/雨宮処凛/小手鞠るい/近藤良平/大崎善生/今日マチ子

自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

バカはこうしてつくられる! 人気サイエンス作家が、バカをこじらせないための秘訣を伝授。アタマをやわらかくする思考問題付き。

ISBN:978-4-309-61678-0
定価1,296円(税込)

竹内薫

1960年、東京都生まれ。サイエンス作家。科学評論、エッセイ、講演などを幅広くこなす。NHK「サイエンスZERO」ナビゲーター、フジテレビ系「たけしのコマ大数学科」解説などテレビでも活躍中。著書多数。

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お知らせ の記事一覧

2016.12.22

目指せ!生活力のある大人!

来週で今年が終わりますね。
大掃除の時期、そして「来年こそは…!」と何かしらの決意を胸に秘める時期となりました。

そんな時期にぴったりの新刊が出ました。

『正しい目玉焼きの作り方~きちんとした大人になるための家庭科の教科書』
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洗濯、料理、片付け&掃除、裁縫の4つのテーマの基本の「き」をおさらいしよう!という本です。

人気イラストレーターの森下えみこさんに、装画、マンガ、ハウツー解説のイラストを描いていただきました。
社会人一年生(家事苦手)の姉と大学一年生(家事得意)の弟の二人暮らしを通して、家事のハウツーを学んでいきます。

風邪を引いたときに作ったおかゆがマズかったこと、新しい服を洗濯であっという間にダメにしたこと、穴のあいたくつ下をはき続けていたこと、片付けても片付けても部屋が散らかっている……そんな経験ありませんか?
そんな人はぜひこの本を!

(編集H)

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2016.01.25

『マンガがあるじゃないか』刊行しました

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『マンガがあるじゃないか――わたしをつくったこの一冊』刊行です。様々な分野で活躍する方々29人が、「いちばんオススメの一冊」を紹介します。
いろんなマンガを読みたいけれど、何を読もうかなと悩んでいる方に必読、決してハズレなしの名作・傑作ばかりです。

編集しながら、執筆者の方々の文章を読んでから読んだことのなかったマンガを書店で買い求めて、ものすごく感動した作品もあり、若いうちに読んでおけばよかったなと思う作品もたくさんありました。
これからマンガをたくさん読もうという人も、いろいろ読んだけどあらためてまた何か探そうという人も、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

なお、本書収録の執筆者と、紹介しているマンガ作品名はコチラです。


木皿泉――『白エリと青エリ』(関根美有)
光浦靖子――『エースをねらえ!』(山本鈴美香)
ヤマザキマリ――『河童の三平』(水木しげる)
坂東巳之助――『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)
みなもと太郎――『007』シリーズ(さいとうたかを/イアン・フレミング)
吉川浩満――『ダンドリくん』(泉昌之)
荻原規子――『動物のお医者さん』(佐々木倫子)
辛酸なめ子――『埼玉県のひみつ』(学研まんが)
オカリナ(おかずクラブ)――『赤ちゃんと僕』(羅川真里茂)
中野京子――『火の鳥4 鳳凰編』(手塚治虫)


中条省平――『自虐の詩』(業田良家)
佐渡島庸平――『風雲児たち』(みなもと太郎)
香山リカ――『ロスト ハウス』(大島弓子)
春風亭一之輔――『アドルフに告ぐ』(手塚治虫)
サンキュータツオ――『日出処の天子』(山岸凉子)
ヨシダナギ――『ちびまる子ちゃん』(さくらももこ)
細谷佳正――『うしおととら』(藤田和日郎)
長尾謙一郎――『ギャグゲリラ』(赤塚不二夫)
佐藤克文――『釣りキチ三平』(矢口高雄)
宮田俊哉(Kis-My-Ft2)――『とらドラ!』(竹宮ゆゆこ/絶叫/ヤス)


永江朗――『寺島町奇譚』(滝田ゆう)
高野秀行――『プロゴルファー猿』(藤子不二雄A)
水島裕――『人間交差点 Human Scramble』(矢島正雄/弘兼憲史)
西智子――『三十三間堂外伝』(平田弘史)
飲茶――『グラップラー刃牙』(板垣恵介)
大橋智之――『のび太の恐竜』(藤子・F・不二雄)
奥平邦彦――『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘)
蒼井ブルー――『花男』松本大洋
宇野常寛――『幕張』木多康昭

いろんなマンガを読むきかっけになればと思います。

(編集T)

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2015.08.08

「14歳からの戦争のリアル」刊行です!

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この本では、戦争や兵士を体験したさまざまな人に取材しています。
アメリカ兵としてイラク戦争を体験したロス・カプーティさん、
ボランティア活動家としてイラク戦争を体験した高遠菜穂子さん、
日本兵として太平洋戦争を体験した金子兜太さん、
出稼ぎ労働者としてイラク戦争を体験した安田純平さん、
紛争解決請負人としてシエラレオネや東ティモールの内戦を体験した伊勢崎賢治さん、
青年時代を自衛隊員として過ごした泥憲和さん、
韓国で徴兵に反対して亡命したイ・イェダさん、
慰問女優として満州で太平洋戦争を体験した赤木春恵さん、

ひとくちに戦争といっても、その体験はひとりひとりさまざまです。
戦争のリアルはひとつではありません。
いまの日常生活で人によってさまざまなリアルがあるように、戦争においても、その人個人の体験があります。

ぜひいまこそ読んでほしい本です。

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2015.06.11

『世界を平和にするためのささやかな提案』、刊行しました。

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世界平和のためのさまざまなアイデアがつまった一冊です。
平和のために、わたしのような一般人でもいろんなことができるのだと思うと、なんだか勇気がわいてきます。
自分一人でも、平和のために今日からできることを、いろんな立場の方が提案しています。
持ち歩いて、なにかの時にすぐ使える一冊になればいいなと思います。

ところで平和とはなんでしょうか?
「平らに和む」と書いて平和です。人が平らに寝ころんで和んでいる、これはまさに平和に違いありません。
ではその反対は、なんでしょうか?
おそらく戦争です。「戦い、争う」と書きます。しかしとくに、国と国が戦っていることを、戦争といいます。
争いにはいろんなものがあります。
たとえば人と人が戦うことを「ケンカ」と呼びます。「ケンカ」といっても様々です。殴り合う事もあれば、口ゲンカもあり、口をきかないことも、ケンカです。ただし、口をきかない場合のケンカは、それまで仲が良かったけれども口をきかなくなった、ということです。ただ口をきかないだけではケンカとはいいません。そこらへんを歩いている人と口をきかないからといって、それをケンカとはいわなそうです。他人とケンカになるには、口ゲンカ、または殴り合いが必要で、怒りを表現しなければ、対立はないし、ケンカは起らないので、じゃあ誰に対してもなにもしなければ平和ということなのでしょうか?
ところで、仲が良かったけれども口をきかなくなる、それが怒りの表現となるのは、相手が友だちの場合です。つまり友だちと口をきかなくなることです。友だちと口をきかなければケンカなので、やはり誰に対してもなにもしないことは、生きているかぎり難しそうです。
人は体があるかぎり、一定の地面を必要とします。その地面に他の人がいたらジャマなので、対立が起ります。そうしたら、自分が移動するか、その人に移動してもらうかしかありません。
たとえば強欲な人がいて、自分は多くの地面が必要だと言い張ったとします。そうしたら、他の人の地面は小さくなります。つま先立ち状態で、立っているだけでもツラい。そうした人が沢山いるようになると、さすがにガマンできなくて、みんなでその強欲な奴から地面をとりかえそうということになります。一方、強欲国にはゴマすり人が沢山います。強欲国の地面を守るため、いつでも戦えるぞとゴマをすって、日々訓練しています。
つま先立ちは、日々つま先立ちなので、もう脚も疲れているし、強欲国の屈強な人々に立ち向かえそうにありません。なので、武器を集めます。時には強欲国からコッソリ盗み、見よう見まねでたくさん作ったりもします。つま先立ちのまま。
ゴマすり国は、強欲国にゴマをすったおかげで、広い地面に寝ころんでいます。平らに寝ころんで和んでいます。
つま先立ちたちは、武器を作っていることが強欲国にバレ、屈強なゴマすり国の人々から叩きのめされて、立つ地面すらなくなってしまいました。
立つ地面がなければ、移動しつづけるしかありません。つまり、家がない状態です。

むかし、『家なき子』というドラマがありました。
「同情するなら金をくれ!」というセリフが、一大ブームになりました。
家庭内暴力をうける小学生の女の子が、とにかくヒドイ目にあいながらも、それでもがんばって生きていく、という話です。
流行ったので映画にもなり、映画で主人公の女の子が「今度は戦争だ!」と叫ぶシーンが、いまでも心に残っています。
この時の「戦争」という言葉には、とにかく世の中からヒドイ目にあい、それでも生きてゆくための表現として、「今度は戦争だ!」というのです。これは怒りの表現です。
一方、たとえばいま、「平和だ!」ということは、これも世の中への怒りの表現かもしれません。
平らに和むのでなく、つま先立ちで、脚をふるわせながらの叫びです。
そのための、一冊になったらと思います。

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2015.04.24

『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』発売しました

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といっても、よのなかとは、いつも変わりつづけるものです。
決まったよのなかが、いつも不動のままある、というわけではありません。
たとえば自分の気分だって、1時間前といまでは大違いです。あの時はあいつにすごくムカついていたけど、いまでは仲なおりして一緒に遊んでいる、ということだって、よくあります。または、絶交することだって、時にはあります。
まわりの世界もまた、変わりつづけています。先月まで毎朝散歩していたおじいさんが、体をこわして病院に入ってしまったり、いつも遊んでいた公園がある日突然なくなったり、学校への通学路が工事でふさがれてしまったり、さまざまなことが、日々起こりつづけています。
世の中、というと、自分の身近な出来事とは別のもののようにも思いますが、世界はまぎれもなく、こうした身近な出来事のあつまりです。政治家も選挙演説で、「みなさまの生活のために」と言うくらいです。
政治家は、「私が当選したあかつきには、世の中を変えてみせます」みたいなことも言ったりします。では当選しなければ世の中というものは変えられないのでしょうか?
政治家に当選するということは、いまの世の中の仕組みのなかで力をもつ、ということです。力を持てば、自分の言うことを聞いてくれる人がたくさん出来て、思い通りにすることができます。そうして、「みなさまの生活のために」町を整備したり、道路工事をしたりします。いつも遊んでいた公園がある日突然なくなったのも、通学路がふさがれてしまったのも、そのためかもしれません。
ところで力を持つ人にとっては、力を維持することも必要な仕事です。「世界王座は、獲るよりも守る方が難しい」ということを、あるボクシング世界チャンピオンが言っていたのをテレビで見たことがあります。つまり、力を獲得したら、その力を失わないよう今まで以上に過酷なトレーニングを重ねていかねばならなず、それはまるで、世界王座という呪いをかけられたかのようだそうです。政治家はどうするかというと、いまの世の中の仕組みで力を得たわけなので、仕組みを守るために、努力を重ねます。自分に力を与えてくれた人を接待したり、はたまた、自分の力を認めてくれる組織(たとえば、日本という国)のために一生懸命働きます。つまりこれは、世の中を変えないための努力です。
いっぽうで、よのなかは変わりつづけています。どうしようもなく、日々、いろんなことが起こります。よのなかとは、ほんとうはとても不安定なものですが、政治家の行う世の中を変えないための努力は、安定をもたらすための努力でもあります。これを統治といいます。

「あしたのジョー」というアニメを、知っていますか?
主人公のジョーはどうしようもないゴロツキの根無し草で、身寄りはなく家もなく、そして人生に目標もなく、その天性の運動能力をもてあまして、まさに風の吹くまま生きていました。それが、ボクシングと出会い、世界チャンピオンにまでのぼりつめるという話です。もともとはマンガですが、アニメの歌の中で、「明日はどっちだ?」という言葉が出てきます。これはマンガの中のセリフでもありますが、つまり、明日自分がどうなっているかもわからい、そんなジョーの生きざまをとらえた言葉です。そんなジョーと出会った丹下という男が、「あしたのためにその1」「その2」「その3」といって、ボクシングの技術を教えていくのです。
明日自分がどうなっているかもわからない、もしかしたら路上でのたれ死んでいるかもしれない不安定な生活のなか、明日を自分の手で切り開くための技術を、丹下という男は教えているのです。丹下は教えながら、自分もまた、なにかを学んでいきます。
ところで丹下に出会うまで、ジョーはしょっちゅうケンカしては少年院に入ったりする、どうしようもない不良でした。そして丹下もまた、ジョーと出会うまでは日々飲んだくれてはくだをまく、どうしようもないオヤジでした。
そして、彼らをどうしようもなくさせている社会がありました。ジョーは孤児で、丹下は片目を失い、足が不自由でした。いずれも明日自分がどうなるかもわからない根無し草。根が無ければ地面を補強することができません。政治家が支持者を保持していることを、「地盤をもつ」といいます。つまりこれは地面を補強することですので、ジョーや丹下のような根無し草はむしろ地盤をかき乱す、邪魔者にほかなりませんでした。
そんななか、ジョーに才能を見いだした丹下は、ジョーをヒーローにして、自分を邪魔者扱いしてきた世の中にカウンターパンチをくらわせたのです。

この本は、そんな丹下になるための本です。ジョーはどこにでもいます。もちろんあなたが根無し草であったり、社会から邪魔者扱いされている必要はありません。なぜならよのなかとはそもそも変わりつづけ、安定しているものなど本当はなにひとつないからです。邪魔者扱いされるのも、いま力を持っている人にとって邪魔なだけで、そんな力は不動のものではありません。力を持っている人は、力というものがそもそも不安定だからこそ、自分の力を不動のものにするために、よのなかを変えない努力をしているだけです。つまり、よのなかは変わらないものなのではなく、変えないようにする力がある、ということなのです。
もちろん、ボクシングをする必要もありません。当たり前ですが、だれもがボクサーになれるわけではありません。腕力が弱いからこそできることだって、きっとあります。

そのための技術を、この本を読んで学んでくれたらと思います。

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この本の刊行を記念して、イベント続々行います!みなさま、ふるってご参加ください!
詳細は、以下のリンクよりご確認ください。
『よのなかを変える技術』イベント情報

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