2011.04.27
5月の新刊、印刷なう読書案内
都内某所。
5月刊行の『世界一やさしい精神科の本』のカバー印刷に立ち会うことになりました。編集者とはいえ、印刷所にお邪魔する機会はめったにありません。今回はいつもにも増して気合いの入った装丁ですので、見学に参ったしだい。そうこうしているうちに印刷機が回りだしました。
用紙は1枚1枚吸い上げられてから送られます。

カラー印刷は通常、4つの色が掛け合わされて多様な色が表現されます。すなわち、スミ(黒)、シアン(青)、マゼンタ(赤)、イエロー(黄)の4色。この順番で刷られていきます。写真はイエローのローラー。

4つのローラーを経たカバーが次々と刷り出されてきます。この印刷機では1枚に3面刷られています。製本所に送られてからカットされるんです。

数百枚に1度、係の方がシートを取りだして、狙い通りの色が出ているかチェックします。さすがプロ、調整は完璧です。

まだ乾ききっていないまま重ねますので、くっつかないように適度にこの白い粉がまぶされています。トウモロコシの粉だそうです。

おかげさまで印刷はすこぶる順調。こちらが口を出すことは何もありません。同時刊行の『アンナ流 親子ゲンカはガチでいけ!』もいい感じです。

あとは製本を待つばかり。期待と不安が入り混じった数日を過ごしたのち、見本が手元に届きます。今度の本はどんな顔をしてるかな。
余談ですが、印刷に興味をもたれた方には、『印刷に恋して』(晶文社)がオススメです。内澤旬子さんの詳細なイラストに萌えますよ(残念ながら、品切れ中みたいですが……)。

話が前後しましたが、「14歳の世渡り術」シリーズは、この5月にリニューアルいたします!
その第一弾がこの2点。
土屋アンナ『アンナ流 親子ゲンカはガチでいけ!』

斎藤環&山登敬之『世界一やさしい精神科の本』

5月11日発売です、どうぞご期待ください!
(編集F)




