2007.12.14
【お悩み相談室】趣味は読書、だったけど生きる
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【質問】
「本を読んでもドキドキしない」なんてことが本好きの自分に本当に起こるとは思いませんでした。自分の知らない世界の扉が閉ざされてしまった感じがして悲しいです。
(ハル 兵庫県 18歳)
【回答】
歳をとったら何を見ても何を読んでも若いときほど感動しなくなる、という話がよく当たり前のように語られます。でもそれはウソです。それはたぶんその人が何かを守りたくなって、新しい感動に背を向けているだけのことではないのかな。ハルさん、もしかすると「自分てこうだから」なんて自分のことを狭い枠におしこんでいませんか。もし本を読むドキドキを取り戻したいなら、そんな枠を忘れることです。ドキドキするということはたえず、それまでの自分を壊していくことですから。
もしここまでの助言があてはまらないようなら、いままでと違うジャンルの本を読んでみてはどうでしょう。哲学書や科学の本、お父さんのもっている本やお姉さんの本。もちろん本以外の世界でドキドキすることだってできますが、水泳や自転車と同じで一度、本を読む楽しみを知った人は必ず、また本でドキドキできるはずです。
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こんな時、ハルさんにすすめる本というのが一番、難しいですね。あえて、ウルフの『灯台へ』をすすめてみます。大きな出来事はおこらないけど、そういう世界こそ一番ドキドキする、ということを体感してみてください。でももう読んだかな。
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