漫画家・西島大介が単行本の描き下ろしシリーズとして発表した、ファンタジー漫画です（通称〈せかまほ〉）。
第１部『世界の終わりの魔法使い』は、１冊読み切りの作品として刊行されましたが、次第に世界観が広がり、第２部『恋におちた悪魔』、第３部『影の子どもたち』と続篇が描かれました。
第３部でムギの物語は完結しましたが、サン・フェアリー・アンはまだまだあばれたがっているようです。事実、〈せかまほ〉特別篇『世界の終わりの魔法使い～小さな王子さま～』（講談社「モーニング・ツー」連載）でもあいかわらずの活躍を見せています。
今後も〈せかまほ〉ワールドはどんどん広がっていくかもしれません。
科学が滅んだ時代の魔法の村。なぜか魔法が使えない少年は、ひとりの不思議な少女と出会い……読めばゼッタイもらえる勇気! 〈せかまほ〉第1弾。
時は1000年前、人類対魔法使いの最終戦争――魔法大戦のさ中、落ちこぼれ少年と魔法使いの少女、2人の思いが歴史を変えた。第2弾、始まりの物語。
1000年ぶりに帰還したアンの故郷・惑星ノロは、魔物たちが支配する星となっていた……アンとムギの最後の冒険が始まる。3部作完結篇。
ニシジマ ダイスケ
1974年生まれ。漫画家。2004年、描き下ろし単行本『凹村戦争』（早川書房）でデビュー。
著書に『ディエンビエンフー』（小学館）、『土曜日の実験室―詩と批評とあと何か』（INFASパブリケーションズ）、『アトモスフィア』（早川書房）、『アトムちゃん』（角川書店）、『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』（太田出版）等。
著者公式サイトは「島島」
« 2014年12月 | メイン | 2015年03月 »
映画のコミカライズにして原作本、コミック版『世界の終わりのいずこねこ』校了しました。映画の公開に間に合わせるスケジュールがとてもきつかったのですが（禿げた・・・）、なんとか間に合いました。
飯田えりかさんのカラーグラビアも16ページついていて、とても良い感じです。せかまほblog読者のみなさま、雑に言って「せかまほ」シリーズの一冊としてお手に取ってほしい不思議な一冊。判型も同じです。
また、コミックナタリーでも、かなり攻めてるグッズ類が発売。ねこ缶て・・・一体どれほどの人があの世界観を共有してくれているのでしょうか？ 映画も単行本も3月7日発売。よろしくお願いします。
本日バレンタインデーですね。
本日公開映画『おんなのこきらい』のパンフレットに「おんなのきらい、すき、きらい、やっぱりすき。」という短いマンガを寄せいています。目が大きく華奢、小動物のような森川葵さん（『ごめんね青春！』のあまりん他）のかわいさをえがききるのに、僕本来の絵柄では追い付かず、がんばって美少女を描いています。絵柄がちょっと変わっています。
ダチョー・・・。
実は『世界の終わりのいずこねこ』の宣伝配給と同じ会社です。こちらはコミカライズ4話last summerが昨日配信開始。3月7日の公開まであと一話。校了間近です。やっとここまで来た。はぁ、はぁ。
アマゾンで予約も開始。『世界の終わりのいずこねこ』3月7日太田出版より刊行。
あけましておめでとうございます。年末年始は『世界の終わりのいずこねこ』のペン入れにかかりっきりで、年賀状も年始のあいさつもできず・・・・すみません。11月半ばからとりかかった全5話のペン入れは、一月末に完成。これで映画公開の3月7日には単行本を刊行できそうです。更新スケジュールはこちらを参照ください。
http://camp-fire.jp/updates/1012
（3月の二つの展示の告知も載っています、スケジュール出ています。詳細は追って）
さて、昨年も『かにみそ』『ももクロニクル2』『ファンタズマゴーリア』など装丁画仕事数多く手がけましたが、今年初の二冊のご紹介です。
一冊はポプラ文庫より復刊された『ジ エンド オブ ザ ワールド』は、「ズッコケ三人組」で有名な那須正幹さんの復刊。解説は島本理生さん。意味深い復刊だと思います。
もう一冊は新潮文庫より越谷オサムさんの『いとみち 二の糸』。人気シリーズの二冊目。鯉ちゃんというどすこいキャラがカワイイです。
どちらもよろしくお願いします。
悪魔の血を引く魔法使いの少女。
人間の少年。科学が使えるが、落ちこぼれ。
ムギの飼い猫。
1000年前、アンのライバルだった魔法使い。
1000年前、アンの友達だった魔法使い。
1000年前、アンにふられた魔法使いの王子。
禁じられた複製の魔法。
影の代償として生まれる怪物。