2014.11.24
こっちは、こっちで、せかまほ(せかいず?)
campfireのブログに寄せたものですが、「世界の終わり」繋がりとうこうとで、改めてこちらにも貼っておきますね。プー
http://camp-fire.jp/updates/1012
http://www.poco2.jp/comic/izukoneko/
ごぶさたしています。共同脚本、コミカライズ担当の西島です。
コミカライズの連載媒体が太田出版のウェブコミック「ぽこぽこ」に決定しました。こちらのリンク先にて今月28日より連載開始。紙の連載では毎月連載したとしても3月の本上映に間に合わないので、ウェブ連載です。僕にとっても初めての試みです。
サクライさんの音楽世界から着想を経て脚本を描き、ご迷惑かけまくりだった俳優としての現場経験を経て、竹内監督の手により映画はついに完成、西島の演技はさて置き素晴らしい出来に感動し、広島横川シネマでの上映はいずこねこ茉里さんを招いて「神イベ」を開催。夏から冬にかけてみんなと一緒にずっとこの映画に並走してきましたが、ここから先は個人技、西島の漫画家としての本領発揮と思っています。
映画に関して思うのは、アレハンドロ・ホドロフスキーが『ホドロフスキーのDUNE』で言ったところの、「魂の戦士」が集結して成立した作品だなと感じています。音楽、脚本、主演、監督。このメンバーでなければありえない魅力的な作品になっているし、「いずこねこ」が終わってしまうという普通に考えると負の状況がさらに映画を掛け替えのないものにしています。
しかし、コミカライズを手掛ける段階になって「終わること」を前提にクリエイトすることがどんなに大変かを感じています。サクライさん、茉里さん、ちんぐ監督他の皆さん、この状況下でよく新曲を作り、演じ、撮って編集して、映画を完成させたなと改めて強く感じています。映画の現場には「素人役者」として参加していたので、作る側の困難さに関して自覚がまったくありませんでしたね、僕。ははは・・・(汗)
コミカライズでは、映画では登場しなかった猫缶投下シーンなどを追加。宇宙船とか出てきます。また、「推しは増やせる」の実践として映画本編に登場したアイドルの皆さんは全員登場させる予定。物語はスウ子目線で描かれ、蒼波純さんのツイッターではおなじみ「おやすみジャンケン」も作品の中にこっそり登場。「ぽこぽこ」はマンガに直接コメントを書き込めるシステムなのでスウ子とジャンケンしたり、好きなアイドルを「推し」てみてください。
既に先行で観たという飼い主さんもいらっしゃるかと思いますし、これから観るよという飼い主さんもいるかと思います。角川映画的に言うなら「読んでから見るか、見てから読むか的状況。年末年始はコミカライズに集中、本上映開始まで駆け抜けるのでよろしくお願いします。にゃーにゃー。
西島大介