2014.10.14
DBP11巻&ヤンアラ3巻刊行!
プー!西島です。
EP、画集、映画と本当にあわただしい夏でしたが、実はこつこつと『ディエンビエンフー』11集&『ヤング・アライブ・イン・ラブ』3集(完結)の準備を進めていました。というわけで10月10日に上記二冊をリリース。
と同時に掲載誌IKKI、JUMP改ともに休刊・・・。え・・・。
特にIKKI最終号は印象深かったですね。同じ広島在住の作家である榎本俊二さんの『火事場の馬鹿IQ』に僕(西島)本人が登場したり、それに応える形で大阪で開催されたIKKI FES FINALで「KINTAMA」(榎本先生の作品に由来)という曲を弾いてみたり。とにかく榎本先生は最終号においてぶっちぎりであり、改めて尊敬の念が込み上げてきた次第です。
IKKIという雑誌は本当に不思議で、この「終わり」のタイミングで元気いっぱいにフェスをやってしまうところが本当に面白い雑誌だなと思います。北九州マンガミュージアムでは五十嵐大介さんと江上さんとトークもしました。休刊なのに元気いっぱいですねIKKI。んー、何なんだ!?
と、冗談めかして書いていますが、掲載誌には本当に感謝しかありません。毎月マンガを描かせてくれてありがとう!漫画家にしてくれてありがとう!と改めて感じています。IKKI版の『ディエンビエンフー』がなければ、もう少しマンガの道から逸脱していたかもしれないなと思います。
(ここらへんの雑感はMdNというデザイン誌のインタビューで語っています)
掲載誌が次々と消えてしまい、「このまま漫画家でいられるのか?」と不安になる日々ですが、ちょうど昨年の9月末に一番最初のシナリオをまとめて、今年8月に撮影のあった映画『世界の終わりのいずこねこ』も、10月12日に無事完成。出演もしているので、「このまま僕は漫画家でなくなってしまうのではないか?」と不安になってしまいそうな状況ですが、パトロン(飼い主)のみなさまへの先行上映会も無事終わり、評判も上々の様子でした。ほっとしました。みんながんばった、みなさまおつかれさまでした。
と、そんな逆境の中ですが、DBP11巻&ヤンアラ3巻、そして画集&EPのリリースに合わせてイベントやります!コミナタさんにまとめられていますが、10月18、19、21日と連続開催。テーマは順に、「漫画」「音楽」「画集」です。3会場でスタンプラリーを開催し、三か所全部回っていただいた方にはプレゼントもあります。ぜひご参加ください。
10月18日下北沢B&B19:00~西島大介×湯浅生史×柳谷志有「IKKI休刊とこれから~コミック雑誌の未来、漫画家の未来~」
10月19日渋谷タワレコ19:00~DJまほうつかいフェス in 渋谷 ~森のおばけとハロウィンの夜~
10月21日ワタリウム美術館地下オンサンデーズ20:00~「まだ何を作ったかよくわかってない感じ」タカノ綾・松井みどりトーク
三つのスタンプ、ゲットしよう!よろしくお願いします!
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