大人の塗り絵ブログ

新しい年を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか？
第７回大人の塗り絵コンテストの審査会も終わり、来月は東京、３月には大阪で展覧会が開催されます！
その前に、今月の新刊をご案内させて頂きます。


『竹久夢二の美人画編』！


昨年生誕130周年を迎え、これから各地でも展覧会などイベントが開催されるようですが、
大正ロマンを代表する人物であり、詩人、デザイナーなど才能に溢れた漂泊の画家による
待ちに待った１冊です。

収録作品はこちら…

しかもここだけのお話ですが、来月２月には『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK』でも
竹久夢二の塗り絵が登場します！　


大判でゆったり彩色を楽しんだ後は、ハガキ判をじっくり仕上げて、
お友達に贈ったり、ぜひ額に入れて飾ってみてください。

こんにちは。
立冬が過ぎ、ここ数日で朝晩の風がずいぶん冷たくなったように感じます。
「大人の塗り絵コンテスト」の応募作品も、続々と事務局に届いています。
締め切りまで約３週間、ゆっくりでも満足のいく作品に仕上げて下さい！


明日12日は十日夜（とうかんや）。旧暦では10月10日にあたり、
稲の刈り取りが終わり、田んぼの神様が山へ帰る日と言われています。
部屋の中で過ごす時間も多くなるこのごろ、昔の手仕事ではありませんが、
暖かい空間で塗り絵をするのも楽しい時間ですね。


今月の新刊は、そんな折にふさわしい『光のなかの花たち編』です。

パステル画で人気の『花のある風景編』を手がけられた唐沢政道先生の第２弾。
室内がぐんと明るくなるような、美しく瑞々しく飾られた花々を中心に11点収録しています。

現物のお花も素敵ですが、好きな作品を仕上げて、額に入れて飾るのもお薦めです。


高価な額である必要はまったくありません。丁寧に心を込めた作品が、
何より美しく、大切に感じられると思います。

土用の丑の日、お値段が張ってもやはりウナギが楽しみなこのごろです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、待望の新刊、愛くるしい犬たちを描いた『陽だまりの犬たち編』が
発売になりました。

いたずら盛りのやんちゃな子犬から、穏やかでやさしい眼差しが印象的な
大型犬まで、実に表情も色彩も豊かな16作品、全20匹のワンちゃんが登場しています。
「大人の塗り絵」シリーズでは初めての作家さん、動物肖像画家・小倉スミエさんによるものです。

幼い頃から動物たちに囲まれて育ち、現在もご家族と犬１匹・猫１匹と暮らす小倉さんが描く動物たちは、精巧でリアルなだけでなく、作品を通してその息づかいや温かみが伝わってきます。
描き上げた原画を拝見した時にも思わず見入ってしまいました。

面積の小さいポストカードサイズですので、少しずつ丁寧に塗れば、これまでにない素敵な塗り絵作品に仕上げられると思います。
夏も元気いっぱい、涼しげな犬たちの作品、ぜひ挑戦してみてくださいね！

梅雨入りとはいえ、まだまだ雨空とは縁遠そうな日々ですね。

そこで、待ちに待った新刊のお知らせです！

『大人の塗り絵　野辺に咲く花編』が発売になりました。

細やかな筆致で草花、樹木からさまざまな生き物まで、
自然の魅力を忠実に、美しく写し取った作風にファンの多い、本田尚子先生による新刊です。

『四季の花図譜編』『世界のらん編』『樹の花と実編』など、毎回新しい試みに
チャレンジして頂いていますが、今回は野原や小径で見られる草花や、
そこに小さな生き物たちとの関わりが感じられる作品を11点描き上げて頂きました。

少し覗いてみると……

蜜を求めて花に近づくアゲハチョウ、落ち葉の間に見え隠れするキノコの一家（？）など、
四季折々の様子が色彩豊かに描かれています。
ゆったりとした構図なので、初めての方も楽しんで頂けます！

本田先生からは「鳥の絵や、虫と花のある風景など、新しい試みが
皆さんに受け入れて頂けるといいなと思っています」とのメッセージを頂きました。

ぜひお手に取って、そしてお気に入りの作品に仕上げてみてくださいね！

Photo by©Tomo.Yun

めまぐるしい天候の５月ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか？
金環食が終わり、次は6月6日、金星の日面通過が楽しみ！という方も少なくないかと思います。

さて、今月の新刊『大人の塗り絵　鉄道のある風景編』が発売になりました！

『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ローカル線のある風景編』でもお馴染みの鉄道画家・松本忠先生による１冊。
こんな作品を収録しています。

函館市電・本線！

東北新幹線　はやぶさ！！

三陸鉄道　北リアス線♪

東北本線　北斗星★

今回は大判サイズで迫力があります。東北新幹線はやぶさ、名鉄パノラマカー、北斗星など人気の列車から、旅情を誘う“琴電”こと高松琴平電気鉄道、氷見線、のと鉄道など色合いも形も風景も、バラエティに富んだ11点。普段は花や名画が好き、という方も、一度ぜひトライしてみてください。
海の色、空の様子、木々の緑の変化など、目の前の景色が同じように見えることは
この先決してない、という儚さや美しさも風景の魅力です。

なぜだかどこか懐かしい、松本先生ならではの美しい色調と繊細な線画は、初めての方でも満足いく仕上りになること間違い無いと、思います。

風薫る新緑、どうぞ快き日々をお過ごし下さいませ。