トップ  >  編集部より

編集部よりカテゴリーの記事一覧

風景スケッチ、はじめませんか?

いよいよ11月になり、今年も残すところ2ヵ月です。
ちなみに、コンテストの締め切りまでは、あと1ヵ月です。
今年はどんな作品に出合えるのか、とても楽しみです。
ご応募、まだまだお待ちしております!
 


大人の塗り絵シリーズの中で、情緒あふれる日本各地の景色や、イタリアの色彩美しい街並など素敵な風景画を数多く描かれている門馬朝久さんの風景スケッチの技法書が河出書房新社より刊行されました。
 

『1から学べるプロの極意 水彩色鉛筆で描く風景スケッチ』
門馬 朝久 著
定価1,890円(本体1,800円)

『水彩色鉛筆で描く風景スケッチ』


wpenc.jpg
 


長年、筆一本で生計を立ててきた、プロの絵描きとしての技がぎっしり詰め込まれた一冊です。
そのまま描くと色鉛筆のタッチ、水で溶かすと水彩のタッチと、
手軽に幅広い表現のできる水彩色鉛筆で、風景スケッチをはじめてみませんか?

デッサンを勉強しなくても絵が描けてしまうスケール利用法をはじめ、虹色着彩法など楽しく描くヒントを紹介しています。
また、スケッチをするときの5大要素である、空、山、植物、水、建物の描き方のプロセスや裏技を写真やイラストをふんだんに使ってまとめてあります。
巻末には、そのまま塗れる線画がついていますので、塗り絵感覚で楽しく学べます。
 

wpen2.jpg

wpen3.jpg

wpen4.jpg

wpen5.jpg
 


著者である門馬さんの絵に対する思いを少し御紹介したいと思います。
<著者あとがきより(一部抜粋)>
「…4年前から絵の講師を努めています。教室では絵に対する精神性の話は一切しません。徹底的にテクニックの話ばかりです。絵を描く喜びは描けてはじめて味わう訳ですから、とにかく描く技術を覚えてもらう事に専念しています。(中略)…スケッチをする行為について私はこう思っています。大自然に向き合い、自分の体を風景の中に溶かし込む喜びを絵にたとえているのだと。…」

掲載できなかったものも合わせると本当にたくさんの絵を描かれて、少しでも読者の方に伝わりやすいようにと本作りに取り組まれていました。
是非一度、書店にてページをめくってみてください!

10/12(水)K-mix静岡fm「キャラメル ポケット」に「大人の塗り絵」編集長が生出演!

同番組内のクローズアップコーナーに、電話インタビュー形式で「大人の塗り絵」編集長が生出演します。出演時間は、10:00~10:30頃を予定しています。聴取可能な方は是非お聞きください!

不思議の国のアリス

だんだんと日暮れがはやくなり、会社帰りにお月さまを見上げるこのごろです。
さて、今日は8月末に刊行された最新刊「やさしい大人の塗り絵 
ディズニークラシック・不思議の国のアリス編」をご紹介します。

71934.jpg

 

このディズニー版のアリスの塗り絵の原画は、いわゆるアメリカの黄金期である
50's(フィフティーズ)とよばれた1950年代の、華やかで活気ある時代に
描かれたものです。当時の楽しげな雰囲気が絵柄からも伝わってきて、
ついついじっくりと眺めてしまいます。
 

少しポップな美しい配色と、1枚1枚それぞれ変化に富んだ構図が、
当時のディズニーの一流アーティストの素晴らしさを伝えています。
絵は時代をうつすもので、その時に思いを馳せて塗るのも楽しく塗れそうですね。
 


アリス原画04.jpg
©Disney

 

すでに多くの方がご存知かとも思いますが、おおもとの「不思議の国のアリス」は、
ルイス・キャロルの物語にジョン・テニエルが挿絵を描き、1865年にイギリスで
出版されました。以来、この不思議でいろいろな意味にもとれる物語は多くの人々の
想像力を刺激して、絵や小説のモチーフとして、あるいは映像作品などほんとうに
たくさんのアリスが生まれました。

 
思い思いに塗り絵をアレンジして、自分だけのアリスにも是非挑戦してみてください。
コンテストのご応募もお待ちしています!
 

アリス原画07.jpg
©Disney

夏の終わりに…

9月に入り、夕暮れどきより虫の音なども致しまして
風が涼しく感じられるようにもなりました。
 

先日、アゲハチョウが家の玄関の入り口にとまっていました。
ペタっと地面に羽を広げたまま、動きません。
そっと手のひらにのせてみると、パタパタと羽ばたかせるのですが、
どうやら飛べないようです。

誰かに踏まれてしまってもなんなので、そのまま連れて帰り、
ベランダのパッションフルーツの葉にとまらせました。
ときどきのぞいてみても、おなじ格好のままです。
翌朝になってもそのままなので、薄い砂糖水をつくって飲ませてみました。
(実際、飲んだのかどうかはよくわかりませんでしたが)

NEC0001.jpg


そのあと出掛ける用事があり、一日外出していましたが、
その間も蝶のことが気になって半分気もそぞろです。
夜遅くにようやく自宅に戻って、ベランダに直行すると、
そこには、もういませんでした。
 

夏の終わりの、可愛らしいお客さんでした。

アゲハチョウがひらひらと舞うのをみかけるにつけ、
あのときの蝶かな…などと思っています。
 

大人の塗り絵シリーズで、花の絵などに
ときどきひょっこりと蝶が姿を表わしています。

中でも、POSTCARD BOOKの「花と小さな生きものたち」編には、
季節の花々にそれぞれ違う蝶がとまっている絵が多く収録してあり、
軽やかな蝶の動きが感じられる一冊です。

choutohana.jpg


蝶を描くときは、細かい模様を丁寧に描いてください。
色鉛筆の場合、こまめに芯をとがらせて少しずつ塗り進めていくと
きれいに仕上がりますよ。

karasuageha3.jpg

「大人の塗り絵クラブ」オフィシャルブログを始めました!

イベントレポートや今後の教室開催情報、新刊情報のほか、編集にまつわるエピソードなど、“ここだけの話”をお届けします。どうぞお楽しみに!

次の5件 | 編集部より