2007.01.29
特報っ！？
西島です。
ペン入れ中です。
ペン入れの合間に、失敗した原稿用紙を利用して、「特報マンガ」を描きました。予告編みたいなものです。細かいところに「せかまほ３」の情報が……？ 暇つぶしに読んでみてください。
それでは、ペン入れにもどります。
（西島大介）
世界の終わりに居合わせる大魔法使い ――サン・フェアリー・アン。 落ちこぼれの科学少年 ――ムギ。 二人は出会い、何かが生まれる……！
＜世界の終わりの魔法使い＞とは？
漫画家・西島大介が単行本の描き下ろしシリーズとして発表した、ファンタジー漫画です（通称〈せかまほ〉）。
第１部『世界の終わりの魔法使い』は、１冊読み切りの作品として刊行されましたが、次第に世界観が広がり、第２部『恋におちた悪魔』、第３部『影の子どもたち』と続篇が描かれました。
第３部でムギの物語は完結しましたが、サン・フェアリー・アンはまだまだあばれたがっているようです。事実、〈せかまほ〉特別篇『世界の終わりの魔法使い～小さな王子さま～』（講談社「モーニング・ツー」連載）でもあいかわらずの活躍を見せています。
今後も〈せかまほ〉ワールドはどんどん広がっていくかもしれません。
最新刊 !
『世界の終わりの魔法使い』
魔法なんか信じない。
でも、君は信じる。
科学が滅んだ時代の魔法の村。なぜか魔法が使えない少年は、ひとりの不思議な少女と出会い……読めばゼッタイもらえる勇気! 〈せかまほ〉第1弾。
『世界の終わりの魔法使いⅡ 恋におちた悪魔』
やっとわかった!
ぼ…僕!!
君にだけは本気ッ!
時は1000年前、人類対魔法使いの最終戦争――魔法大戦のさ中、落ちこぼれ少年と魔法使いの少女、2人の思いが歴史を変えた。第2弾、始まりの物語。
『世界の終わりの魔法使いⅢ 影の子どもたち』
君は僕に見せてくれた。
信じられないものを……
いっぱい！
1000年ぶりに帰還したアンの故郷・惑星ノロは、魔物たちが支配する星となっていた……アンとムギの最後の冒険が始まる。3部作完結篇。
著者プロフィール
西島 大介
ニシジマ ダイスケ
1974年生まれ。漫画家。2004年、描き下ろし単行本『凹村戦争』（早川書房）でデビュー。
著書に『ディエンビエンフー』（小学館）、『土曜日の実験室―詩と批評とあと何か』（INFASパブリケーションズ）、『アトモスフィア』（早川書房）、『アトムちゃん』（角川書店）、『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』（太田出版）等。
著者公式サイトは「島島」
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2007.01.24
下描き・ペン入れ始めました。
なんかいまさら遅いですけど、あけましておめでとうございます。西島です。
ネームが仕上がって約一ヶ月、ようやく下描き・ペン入れを開始しました。「せかまほ３」のプロローグは、「せかまほ１」のエピローグに繋がっているので、ペン入れの1ページ目から、いきなり感無量な気持ちに……。
Q&Aの応募も、ありがとうございます。はげみになってます。
ではー。（西島大介）
2007.01.22
鋭意抽選中です
抽選期間の間にも、せかいまほうブログは皆様の質問にお答えします！
なるべく全回答！ をめざしておりますので、応援よろしくお願いします。
では今日は謎が謎を呼ぶ？ 質問２点です。
まずは北海道のこすもさん他たくさんの方からの質問です。
Q●『せかまほ2』のラストシーンでノロ王子はアンを封印しました。ノロ王子は「恐るべき“魔族”の力すらここでは無効」と言っていたけど、何故アンは影を作る魔法が出来たのですか?そしていつ、どうやってアンは影を作る魔法を知ったのですか?
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A●見よう見まねです。アンはノロ王子が放った影と戦った経験と、左目に受けた影の痕をヒントに1000年の時間をかけて、独房の中で独学で影を習得したのです。本編には登場していませんが、ムギの暮らしていた村を作る前に、試行錯誤の中作られたいくつもの失敗作の影も存在します。
（西島大介）
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次は東京都 カリンカさん他たくさんの皆さんからのご質問。
Q●悪魔の血と影って何か関係があるんですか?
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A●アンは自覚していませんが、因果関係はあります。
（西島大介）
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今日はアンの能力についてのご質問をまとめてお答えしました。
アンの「魔王」の能力ははかりしれず、アン自身にもはかりしれない、というところでしょうか？
『３』でその力が更にふるわれることになるかと思いますので、楽しみにお待ち頂ければ！
どうぞよろしくお願いいたします。
2007.01.16
たくさんの質問ありがとうございました
せかまほ質問企画、本当にたくさんのご応募、ありがとうございました！
駆け込みで送って下さった方もたくさんいらして「なるべく全部答えるように頑張ります」と宣言（？）していた西島も、嬉しい悲鳴をあげています。本当にありがとうございました。
プレゼント当選は抽選ののち、発表は発送をもって代えさせていただきます。
発送完了いたしましたら、このブログでまたご報告させていただきます。
応募された皆様、楽しみにお待ち下さいね。
さて、今日はアイテムについての質問にお答えします。まずはとっても多かった！ アンたちの帽子についている、あの"星"についてのご質問です。
東京都 ３３さんほか、たくさんの皆様からいただきました、
Q■大魔道士さまは帽子にたくさんの星をもっていますが、どんな事をすれば星をもらえるんですか？ やっぱり敵対関係にある科学団の人達をたくさん倒せばもらえるんですか？
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A■“星”の紋章は、記憶ディスクであると同時に、魔法使いの叡智と権力の象徴です。一説によれば、かつては惑星ひとつを買えてしまうほどの価値があったそうです。この星を持つことは、魔法使いの優れた指導者の証。多くの力ある魔法使いが欲しがり、星を巡って過去にいくつかの争いも起こりました。何を基準にそれを得られるのかはまったく不明で、その時代の大魔道士の判断によってのみ与えられます。ノロ王子が属していた旧・王族は、多くの星を得て際限なく影を生み出し、その結果滅んでしまいました。ノロ王子にとって、星とは失われた王族の繁栄の象徴。王子が星にあれだけ固執したのは、かつて栄えた王族への思い出のせいかもしれません。
（西島大介）
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次は、もしかして他にも分からなかった人がいる？ 愛知県 Ｙ．田中 崖さんからのこのアイテムについてのご質問。
Q■「2」のp.66，1コマ目で、大魔道士さまの前の格子は何ですか？ 何かの画面？ 魔法の掲示板……にしては、巻物っぽくないんですが……。
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A■便箋です。科学団提督から送られた電子メールが、魔法的に変換されたものです。わかりにくくてすみません。
（西島大介）
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「せかまほ」ワールドにはこの世界にはないアイテムが山のようにありますから、その名前や用途だけでも設定資料が膨大です。一度しか出てこないものもある中、こうして「何だろう？」と疑問を持っていただけるのは非常に嬉しいです。ご質問、どうもありがとうございました！ まだまだたくさんの質問が残っておりますので、次々お答えしていこうと思っております。今後ともチェックのほどをよろしく！ お願いいたします。
2007.01.12
ぞくぞく来てますQ&Aまたまた中間発表
大好評をいただきましたＱ＆A企画も、そろそろフィナーレが近づいてきました。皆様、まだまだ間に合いますので、どんどんお送り下さいね。
本日も引き続き中間発表をさせていただきます！
奈良県 Ｏ−Ｏ(仮)さんからいただいたこの質問！
Q■『恋におちた悪魔』に出てきた大魔道士さまが、やけにデカイんですが…やはり、寿命が人間より長い魔法使いたちは、成長期も相当に長いんでしょうか！？ まさかっ！！アンも時が経てば、あのサイズに…！？ 気になって寝付けません、真相をお願いしますっ！
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A■七つの惑星と一つの彗星、いくつもの恒星からなる魔法星団は、多民族からなる魔法使いたちの世界。大魔道士さまとサン・フェアリー・アンは、同じ魔法使いでも異なる種族なのです。サン・フェアリー・アンが年をとっても、大魔道士さまのような姿にはなりません。種族によって、生まれ育った星や、寿命や、成長過程、得意な魔法も異なります。
ちなみに、大魔道士さまは最古の魔法使いである“マルケダマ族”。最も長寿で、争いを好まない穏やかな性格が特徴。ノロ王子が属する“トガリミミ族”の台頭により、一時期は絶滅寸前になってしまった、少数民族です。『世界の終わりの魔法使い３』には、チビっ子タイプの“マルケダマ族”も脇役ですが登場します。お楽しみに。
（西島大介）
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種族の名前、実は担当編集者も今初めて知りました。
トガリミミ族。そのまんまだけとなんかカワイイ。
Ｏ−Ｏ(仮)さん！ ありがとうございます！
ちなみに『３』に出てくるチビっ子“カーフュー族”も相当カワイイです！
ご期待下さいね。
2007.01.11
ダ・ヴィンチ2007年2月号
ダ・ヴィンチ2007年2月号「特集：涼宮ハルヒが微笑むと世界が輝く」に、西島がコメントを寄せています。『世界の終わりの魔法使い』と、涼宮ハルヒシリーズとの不思議な関係（？）が語られています。みなさま、ぜひご一読ください！
2007.01.09
あけましておめでとうございます 「西島大介の本棚」終了のお知らせ
読者の皆様、あけましておめでとうございます。
本年も「せかまほ」シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
せかいまほうブログも、長いお正月休みをようやっと終えて、今日からばりばり始動いたします。
これからもレア情報、がんがん掲載してまいりますので、かかさずチェックしてやって下さいね。
さて、昨年からリブロ渋谷店で開催されていた「西島大介の本棚」展ですが、ついに明日（あたり）はなばなしくフィナーレを迎えることになりました。
本当にたくさんの方からお問い合わせをいただいたそうで、例になく盛り上がった企画だったということです。読者の皆様の熱意に感涙です。どうもありがとうございます！
まだ今日、明日あたりはお店で見られると思いますので、まだご覧になっていらっしゃらない方はぜひ！ 駆け込みダッシュでお店へ！ ほんとうに素晴らしいレアレア展示ですので、お見逃しなきよう！
登場人物
サン・フェアリー・アン
悪魔の血を引く魔法使いの少女。
ムギ（左）
人間の少年。科学が使えるが、落ちこぼれ。
シッポ猫（右）
ムギの飼い猫。
ネズ
1000年前、アンのライバルだった魔法使い。
クリム
1000年前、アンの友達だった魔法使い。
ノロ
1000年前、アンにふられた魔法使いの王子。
影
禁じられた複製の魔法。
魔物
影の代償として生まれる怪物。