年下の彼
「もしかしたら恋――？」
恋愛小説の名手が描く、甘く切ない“年の差恋愛”のゆくえ
かつて結婚秒読みまでいった彼から一方的な別れを言い渡され、痛手を負った友香（ゆうか）。「もう恋なんてしない」と心に誓い、穏やかに仕事をこなす日々。そんな彼女がひとり旅で偶然出会った９つ年下の彼――。
小手鞠るい（こでまり・るい）
岡山県生まれ。同志社大学卒業。
1981年 第7回サンリオ『詩とメルヘン』賞を受賞。
1993年 第12回『海燕』新人文学賞を受賞。
2005年 『欲しいのは、あなただけ』で、第12回島清恋愛文学賞を受賞。
2009年 原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』（絵/北見葉胡）でボローニャ国際児童図書賞を受賞。
おもな著書に『玉手箱』『エンキョリレンアイ』シリーズ3部作のほか『愛を海に還して』『恋するからだ』『Wish』『私を見つけて』『空と海のであう場所』『猫の形をした幸福』『別れのあと』『野菜畑で見る夢は』など、エッセイ集に『結婚するなら、猫好きオトコ』『レンアイ相談』など多数。ニューヨーク州ウッドストック在住。
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