2010.08.30
ルポルタージュ文学の傑作
『黒檀』は旧ポーランド領ピンスク生まれのジャーナリスト、カプシチンスキによるルポルタージュ文学の傑作の初訳です。深い洞察力でアフリカの人びとに迫ります。
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第26回配本 Ⅲ- 02
ルポルタージュ文学の傑作
待望の本邦初訳
ルポルタージュ文学の第一人者が、40年におよぶ取材をもとにアフリカ諸国の断片を鋭く切り取り、個人的な体験と庶民の視線から二十世紀後半のアフリカの本質をえぐりだす。
第27回配本 Ⅲ- 01
チェコ文豪の代表作
小さな国の小さな給仕人ヤンが仕事のモットーとしているのは、「何も見ないし、何も聞かないこと」そして「すべてを見て、すべてを聞くこと」。その一番の手本は、英国王に給仕したという給仕長だった──ナチスによるチェコ併合、第二次世界大戦、そして共産主義体制という二十世紀チェコの激動の時代を背景に、ユーモアと愛情にあふれた主人公の波瀾の人生を描く。チェコの文豪フラバルの代表作。映画化。
2010年10月15日発売予定
定価2,310円(税込)
『黒檀』は旧ポーランド領ピンスク生まれのジャーナリスト、カプシチンスキによるルポルタージュ文学の傑作の初訳です。深い洞察力でアフリカの人びとに迫ります。
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いよいよ第3集・全6巻の刊行が始まりました。最新刊『短篇コレクション1』はすでに本屋さんの店頭に並んでおります。どこから読んでも面白い、短篇ならではの作品たちです。
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とうとう第2集・全12巻が完結しました。これで当初予定していた24巻が刊行されたことになります。ご購読いただきました読者の方には深く感謝いたします。お陰様で第3集が決定し、7月より刊行してまいります。どうぞご期待下さい!
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『ブリキの太鼓』新訳刊行&世界文学全集第2集 完結記念に、紀伊國屋サザンシアターにてイベントを開催します。
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●第68回紀伊國屋サザンセミナー
『ブリキの太鼓』新訳刊行&世界文学全集第2集 完結記念
「世 界 文 学 の 楽 し み 方」
現代ドイツ文学を代表する大傑作『ブリキの太鼓』を、約40年ぶりの新訳でよみがえらせた池内紀氏。この作品を全集に選び、「論じ出すと終わるところがない。この豊饒感がそのままこの小説の価値である」と 絶賛する池澤夏樹氏とともに、作品の魅力を余すところなく語ります。
また、『ブリキの太鼓』を最終巻に、「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」第1集・第2集の全24巻が完結いたしました。つづく第3集全6巻の紹介とともに、世界文学を読む楽しさについても存分に語り合っていただきます。
<特別メッセージ 石牟礼道子>
世界文学全集第3集に収められる『苦海浄土』の著者、石牟礼道子氏より、みなさまにあてた心のこもったメッセージをお届けします。
日時:5月25日(火)19:00開演(18:30開場)
出演:池内紀 池澤夏樹
料金:1,000円(税込・全席指定) ※チケット発売4月23日(金)10:00~
会場:紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店新宿南店7F)
前売取扱い:キノチケットカウンター(紀伊国屋書店新宿本店5階/10:00~18:30)
紀伊國屋サザンシアター(紀伊国屋書店新宿南店7階/10:00~18:30)
電話予約・問合わせ:紀伊國屋サザンシアター(03-5361-3321/10:00~18:30)
<終演後 サイン会開催>
当日、会場ロビーにて池内紀訳『ブリキの太鼓』、池澤夏樹訳『クーデタ』をお買い求めの先着150名様に整理券を配布。
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次回配本の『賜物』の発売日がほぼ決まりました。4月23日です。もう少々お待ち下さい。なお、最終回配本の『ブリキの太鼓』は5月13日の予定です。そして、7月から第3集の刊行が始まります!第3集の第1回配本は初訳・新訳も収録した『短篇コレクション1』です。ご期待下さい!
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人が一人では生きていけないように、文学は一冊では成立しない。
一冊の本の背後にはたくさんの本がある。本を読むというのは、実はそれまでに読んだ本を思い出す行為だ。新鮮でいて懐かしい。
そのために、「文学全集」と呼ばれる教養のシステムがかつてあった。それをもう一度作ろうとぼくは考えた。
三か月で消えるベストセラーではなく、心の中に十年二十年残る読書体験。
その一方で、それは明日につながる世界文学の見本市、作家を目指す若い人々のための支援キットでなければならない。敢えて古典を外し、もっぱら二十世紀後半から名作を選んだのはそのためだ。
世界はこんなに広いし、人間の思いはこんなに遠くまで飛翔する。
それを体験してほしい。
ケルアック「路上」の新訳から始まる、と聞いただけで、この全集自体の持つ旅感に胸が踊る。リストを見て、おお、おお、と、九回も声をあげた。これらの名作たちが、かつて、かの「海外小説選」を刊行した河出書房新社と、池澤夏樹という、風変わりな天然石のような文学者によって、一冊ずつ丁寧に編まれ、新しく書物として本屋さんにならぶ、と思うとただもう嬉しい。「新鮮な」文学全集というものを、ひさしく見たことがなかったからだ。
誰もが一応文句のない作品を並べた無難な全集ではなく、一個人の愛情と情熱と偏見とに貫かれた、編者の顔が見える世界文学全集。そりゃあ、ろくでもない一個人の愛情や偏見では困るが、池澤夏樹のそれなら歓迎である。20世紀後半の作品を中心にしたセレクションは、これまでに出されたどの世界文学全集とも違っていて、新しい。もちろん新しさ自体はかならずしも価値ではないが、この新しさは確実に価値である。