小路幸也|キシャツー
イラスト/鈴木美保
海岸線をひたすら走る1両しかない電車に乗って部活に通う夏休み。電車通学のことを、キシャツー、ってうちらは言う。いつもとメンツが少し変わる、夏休みの間だけのキシャツー。砂浜に、真っ赤なテント。そこには、この辺では見たことのない男子がいた。うちらより少し上の高校生ぐらい。「誰?」……青春小説の名手が送る、それぞれの、このときだけの、夏の日々。
毎月10日・25日更新
- 第1回 赤いテントに、サックス
- 第2回 赤いテントに、謎の男子
- 第3回 赤いテントに、夏休み
- 第4回 知らない町に、ひとり
- 第5回 知らない町で、話す
- 第6回 知らない町の、友人
- 第7回 東京から来た、男の子
- 第8回 一緒にいたい、女の子
- 第9回 すぐそばにいた、キシャツーの子
- 第10回 東京からやってきた、トラブル
- 第11回 東京が運んできた、風
- 第12回 東京へ向かっていく、心
- 第13回 白いシャツと、お花
- 第14回 青いシャツと、お花
- 第15回 赤いシャツと、お花
- 第16回 知らない町の、姉さん
- 第17回 知らない町の、時間
- 第18回 知らない町の、暮らし
- 第19回 東京で暮らしてきた、女の人
- 第20回 大好きな、女の子
- 第21回 ずっと一緒の、女の子
- 第22回 東京へ帰る、友達
- 第23回 白いシャツと、キシャツー
- 最終回 あの日の、キシャツー
小路幸也 (しょうじ・ゆきや)
1961年北海道生まれ。2003年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞し、デビュー。06年、『東京バンドワゴン』で大きな注目を浴びる。青春小説・家族小説からミステリーまで幅広いエンターテインメント作品を手がける。近著に『DOWN TOWN』『さくらの丘で』。
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