乱暴で純粋な人間たちの、圧倒的な現在を描いた、古川日出男の最高傑作。
四六判 ● 208頁
ISBN 978-4-309-01828-7
Cコード 0093
2007年7月7日発売
定価1,470円(税込)
母に捨てられ、残された10万円で幼い弟とサバイバルを続ける少年、晴臣・13歳。
家庭に蝕まれ、日常的に家出を繰り返す少女、三葉瑠・16歳。
リストラされて鬱になり、妻も家を出ていったタクシー運転手、原田悟・41歳。
交錯する3人のハルの運命。
そして一挺の拳銃を軸に、新たな物語が動き始める……。
雑誌コード 07821-08
2007年7月6日発売
定価1,000円(税込)
先日皆様からいただきました古川さんへの質問の答えがついに一挙掲載されます!
【特集 古川日出男】
フルカワヒデオ日記
「原稿よ、自由意志で増殖せよ」
〈対談〉×爆笑問題
×向井秀徳(ZAZEN BOYS)
〈インタビュー〉聞き手/柴田元幸、佐々木敦
〈エッセイ〉江國香織、角田光代、小澤征良他
他、盛りだくさん!
1966年、福島県生まれ。
1998年『13』で作家としてデビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で第55回日本推理作家協会賞、第23回日本SF大賞をダブル受賞。2005年『ベルカ、吠えないのか?』が第133回直木賞候補に。2006年『LOVE』で第19回三島由紀夫賞受賞。他著書に『サウンドトラック』『gift』『ロックンロール七部作』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』などがある。
>> 古川日出男公式サイト
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